晩秋との時期は11月上旬までと聞いているが、当地では先週から日中において初冬とは思えないような天気が続いている。山道には落ち葉が目立つものの、山肌は冬の到来を感じさせない彩りを帯びている。本格的な冬になったときでの反作用(例えば、身を凍えさせる空っ風)を、わたくしは恐れているが。
近くを流れる桐生川の上流にはダム湖が設けられている。そして、山に囲まれているダム湖に漂う静かな雰囲気に、わたくしは魅せらせられている。余談ながら、市街地からダム湖とその先(ふるさとセンター)までバスが運行されている。
昨日(3日)9時頃、山から昇ったばかりの朝日が水面を囲む木々を照らし出すとの構図にレンズを向けた。
日差しと水面からの水蒸気で生まれた光芒とそれによる光景。この光景によってフェルメールの作品を思い浮かべられたことが、わたくしにはうれしかった。
水面を囲む山林は自然林と人工林による混成(ハイブリッド)である。林には、ハイブリッドならではの晩秋の彩りが現れている。
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昨日の夕焼けは稀に見るほど、その彩りが美しかった。17時頃
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12月3日、桐生市にて、撮影でのホワイトバランスはオート(雰囲気優先)
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