かくして、3店目の来訪となった「もつ家」に入ると、やはり「もつ家」独特の素人臭い店。 厨房の什器類は家庭にあるようなものばかり。コップを置く一隅には100均で買ったような布巾がかぶされている。 店にたつおばちゃんも立ち飲みの女将とは思えない。どこからかパートで雇われたというような、そんな印象である。 だが、客あしらいは抜群だった。 . . . 本文を読む
5月20日(金)キャベツ・豆腐
おはようございます。
2か月くらい前でしょうか。草野球に出かけるため、京成電車に乗っていたところ、千葉テレビの広告があり、そこに懐かしい顔がありました。
「ジャガー」です。
「おぉ、ジャガー生きてたか!」とボクは思ったものです。
あまりにも衝撃的だったので、このブログに載せようと思っていましたが、その後すっかり忘れていました。
2日ほど前、同僚T根が . . . 本文を読む
聞けば、この後会社に戻って一仕事しなければいけないらしい。そうか、それは気付かなかった。では、早く帰ろう。 身支度をし始めていると、突然S根さんがこう言った。 「ここ、カレーパンがおいしいんですよ」。 え?「カレーパン」。 焼鳥屋に「カレーパン」という接点が見つけられなく、しばしS根さんに同じ質問をしていた。 「なんですか?カレーパンって」。 . . . 本文を読む
台東区台東は蔵前橋通りを境に様相を一変させる。 通りの右側は、まだアキバの余韻を残し、賑やかだが、北側は店も少なく、華やかさもない。 その台東2丁目にあるのが、「CAFE by PREGO」。 3rd waveを思わせるようないまどきのカフェの外観はかなり周囲の目を引く。 木の扉の丸い窓が付いているのをみると、欧州系のカフェではなく、きっとアメリカチックな装いだろうと、そのウッドな扉を開くと、小さいながらきれいな空間が広がった。 . . . 本文を読む
思えば、「居酒屋さすらい」は、今はもうない新橋の「加賀屋」からスタートしたと言っても過言ではない。 新橋の「加賀屋」は伝説である。この店、マッカーサー道路による立ち退きで今はもうない。 伝説の「加賀屋」閉店後、その店の残像を求めて、あちこちの「加賀屋」を渡り歩いた。 上野広小路、御徒町、そして、新橋の違う店舗×2。 . . . 本文を読む
5月15日(日)cafe Lapin(台東区上野)の「ラパンブレンド」/娘が作ったサンドウィッチ
おはようございます。
昨日は祖母の命日でした。祖母が亡くなったのは、ボクが高2のとき。28年前のことです。危篤になった祖母に会うため、おふくろとともに新幹線に乗ったことを昨日は思い返しました。
位牌に手を合わせるため、昨日は子どもらと叔母のもとを訪ねました。
子どもらは位牌に、つまり曾祖母 . . . 本文を読む
限りなくオープンに近い店作り。カウンターや大きな長テーブルに座り、隣の客や近隣の客と関係を持つ、そのバリアフリーの環境こそが、かつて古き良き時代に確かに存在していた大衆性だったものではないだろうか。 集団から個へ向かうのは社会ばかりでなく、居酒屋もまた同様だ。個室の居酒屋が流行り、店員とのコミュニケーションはタッチパネル式の端末が幅をきかせる昨今。それはいくら安価でおいしいものを提供しても「大衆酒場」とは呼ばれない。 隣の人との壁がなく、オープンな店が「大衆酒場」の絶対的な条件である。それは、グルーブであり、リズムである。店の活気が人を笑顔にし、元気にさせる。 . . . 本文を読む
「もり」、290円。 汁は甘め。 つけ汁で、こんなに甘いはずはないだろうと思って、実は「もり」と「かけそば(280円)を同時に注文して食べ比べてみた。 すると、両者の汁はほぼ同じ甘さであった。 かえしの砂糖が多めかもしれない。 . . . 本文を読む
5月13日(金)豚汁風
おはようございます。
インドのツーリストヴィザを取るのに、昨夜は3時間もネット上で格闘しました。
けっこう、難儀です。20年前はもっと簡単だったのに。
昨日と同じタイトルの「おや?」と思われた方もいらっしゃると思います。
実は、昨日の豚汁風味噌汁が子どもに好評で、今朝もリクエストされました。
2日連続で同じものを作るのは、ボクの中ではNOです . . . 本文を読む
2016年5月10日(火)、「居酒屋さすらい」連載1000回記念感謝企画が行われました。 先着3名の読者様に1軒目の立ち飲みをごちそうするこの企画、真っ先にお申し込みいただいた、いっぺいさんと5月10日にお会いさせていただきました。 いっぺいさんとは5年前にTwitterを通じてお知り合いになりましたが、お会いするのは今回が初めて。 初対面なのに、初対面ぽくない。少年の瞳を持つ、いっぺいさんはイメージしていた通りの素敵な方でした。 . . . 本文を読む