人間魚雷「回天」大神訓練基地 ②

2024-08-26 21:56:56 | 📸 おさんぽ&日記 ₂₀₂₄ 🆙










二重反転プロペラ


手前後側 左回転
  前側 右回転

回転モーメントを打ち消すため 逆回転
スクリューが回転し 負荷がかかると
反作用で 船体が逆に回転しようとする








後部に エンジンがあります

そう 日本海軍が 世界に誇る

酸素魚雷 酸素エンジン







魚雷は 内燃機関で 推進しますが
燃料と空気を搭載しているわけですが
空気では 排気ガスが出て 泡立ってしまい
白い航跡ができてしまい 発見されやすくなります
そこで かっこく酸素を使いたく 開発したわけですが
爆発事故を起こし 断念
日本だけが 開発に成功
その射程距離と 威力で 敵国に 恐れられました
どうやったかって…
国家秘密です!

各国は 最初から酸素で運用させようとして 事故多発
日本軍は 最初は空気 徐々に 酸素に 切り替えた
ということです

エヘン!


言われたら な~んだ! ってことですが
そこの発想が できるかできないか…
日本の技術者だけができたってことです。







前部は 爆薬



「桜花」

同じですね






模型なんですが 

こわいです



見学用の階段がありまして
ハッチの中が 覗けます

人が 居なくなるのを待って
上がってみます



🔻 潜望鏡               .


⇦ 前                   後 ⇨

潜望鏡は 航行用


ハッチは 内部から 開けることはできますが
脱出装置は ありません
ということは
海中で 圧がかかると 開けられないということですかね
浮上すれば 開くのでしょうが
浮上
する機能は 無いのだと思います
バラストタンクが 無いようです



             ハッチ🔻





船内





   🔺



女学生が 作ったという 座布団 だけですね


山田君に2~3枚 頼みたくなるような 悲壮感
そんな不謹慎なことは 言わない!





🔻 操縦桿 



ハンドルグリップ
なんか
近代的


前方に押すと 潜航 艦首が下を向く
手前に引くと 浮上 艦首が上を向く

のではなかろうか


と 思ったのは 間違いで


これ 潜望鏡








これを 覗きながら 敵艦に 突っ込む





人力縦舵把手
🔺 コンパス          ⇧
                 始動弁?




見学用の階段と ハッチは 離れていて
カメラを持って 手を伸ばして 撮りました

速力 航行深度 航続距離 等は 見逃しました

潜水艦の甲板に乗せて 移動するようで
発艦する時は 会場で搭乗した後 
潜水艦が 潜航するんでしょう


決戦兵器







ちょっと距離がありましたが
少しでも 当時の 雰囲気を と思って 
海岸まで来ました



別府湾




大分海軍航空隊     高崎山      別府   .
🔻         🔻         ▼



大神突撃隊


ここでは 訓練が行われ
愛媛の宇和島より南
西海  愛南町  の 基地に 移動
そこから 出撃する 予定でした

出撃せずに 終戦


四国の方角

戦後 アメリカ軍が 残ってた 「回天」8艇を
海中に 沈めたという
引き揚げられていないから
どこかに 沈んであるという

愛南町は 紫電改は 引き揚げて 修復保存してあります






PM  12:02

昭20年 海と空は 同じかと…
今は 特攻基地だったということは わかりません
平和な海です


ゆるりゆるりと 帰ることにします








PM  13:00

帰りは 違うルートを選択したら
すごい急坂の 登りを ヒーヒー 言いながら
日出まで 戻るのに 結構時間がかかりました


日出町 的山莊

城下カレイの 高級料亭








鉱山で儲かった人の 別荘だったそうです
縁がないので 詳しくは知りません
将軍様にも献上したという 城下カレイ
いつか 堪能してみたいものであります







 PM  4:21


けっこう 道草を 食いながらも
無事帰宅



一句

道草を 食へば 食うほど 腹が減り


いちよう 「道草」は 春の季語であります



人間魚雷 「回天」大神訓練基地

終わりであります






人間魚雷「回天」大神訓練基地 ①

2024-08-26 07:08:09 | 📸 おさんぽ&日記 ₂₀₂₄ 🆙






2018.4.21.  AM  9:32


5年前ですか…
自転車であちこち行って程 元気だった

車だと 見過ごしてしまうし
見つけても 止めれなかったり
自転車だと いろんなものを見つけれる
しかも歩くよりもたくさんの発見がある

今は 自販機で水分確保できるし
コンビニで 補食も買える
重いものは 背負わず
着替えのTシャツ タオル
バンドエイド メモ具
念のための 簡易空気入れ
あと お金
いざという時に 帰りの バス代

カメラと予備のバッテリー
持ちたくはない 携帯


そんくらい背負って
相棒の ウッディと 出発






AM  10:21

ルート検索では 約15㎞
50分 ということは
15x6÷ 5 = 18
Av. 18㎞/h


こんなもん? けっこう頑張って漕いだ
重いギヤで ビュンビュン 飛ばしたし
信号待ち以外 休まなかったのに…



あっ
ここは 日出暘谷城 現存 鬼門櫓



🔻 本丸              二の丸 🔻




関ケ原後に築城された 石垣 堀







穴太積み







今回は ここが 目的地ではありませんで

通過地点

ここから更に ⇨ 走ります






結局 ウロウロして

AM  11:00

リスタート


途中 スクラップ車両を撮って 5分ロス 







AM  11:39

何やら あやしい 洞窟…というか…

意図的に掘られてる施設

格納庫のようです



案内板




けっこう 広範囲に 多くの施設があったようです




やって来たのは こういうとこです


ホーム > スポットを探す > 歴史 > 一覧 > 2
人間魚雷「回天」大神訓練基地跡


に 到着



ありました






向こう側は 🅿 🚻

バスで やって来てますね
車体が白いので 黒い船体がわかりやすくなってます



見た目が いかにも 物騒






外観は モロ デカイ 魚雷




でも 中央部に ハッチと潜望鏡





こう見ると 潜航艇 ですが…




魚雷を改造したからでしょう
方向舵が スクリュー の前にあります
なかなか 曲がりそうに ないのではと 思います







とにかく 黒い 船体

不気味な 黒光り なんです







現存する 調整プール

気密性をチェックしたのでしょうね

エンジンは 単体で テストして
実際に 運転も 行ったでしょう



近づいて みましょう








実物は 靖国に 一基 しか残っていないらしい

ものの 完全な実物ではないらしい

これは 実物大模型



いやいや

模型でも かなり 不気味です