高瀬舟 鴎外を聴く

2023-06-29 06:46:59 | 日記 ₂₀₂₂₋₃

連日 自殺幇助 云々 とニュース報道
その件に関して 詳細を知りたいとは 思わない
のだが
思い出したのが

これ



この作品には 苦い思い出がある

それは 中学生の夏休み
読書感想文の宿題
汗がダラダラでる夏の日に 落ち着て本も読めず
長い夏休みも残り僅かとなっても 本を読む気になれず
いよいよ 困って できるだけ 薄い本を読もうと…
そこで 目についた 本作品
題名も なんだか かっこよくて 手に取った
これが 間違いの始まりだった

真面目に読めば良いものを 所々読んで
なんとか字数を埋めた という愚行
どんな 内容だったのかさえも わからずじまい

そのことが 気になるようになったのは
ずいぶん経ってからのこと
子供たちが 本を読むのを見ていて
高瀬舟 の 一件を思い出し
きちんと 読んでみようと 思った


どんだけ 恥なことを したことか

適当に 字数を合わせるような 内容ではない
ことの愚かさに 自分自身が 情けないを通り越し
許せない

これは きちんと 書き直しせねば

とは思うのだが まだ まとまってはいない
頭が働く間に 書き直し…再提出
とは思っても その時の国語の先生は
亡くなられてしまった

いったい 俺は 何を考えていたものか…



朗読を聴きなおしたが
途中から おどろおどろしくなる…


青空文庫には なかった

2作 が アップされていた








これは 夜中に ひとり では

とても 聴けない





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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
高瀬舟 (べんけい)
2023-07-03 22:24:31
高瀬舟
こんなストーリーだったんですね、
中学か高校の教科書で読んだはずなのに
全く忘れていました、
これに触発されて国木田独歩の
短編など読み返したくなりました。
返信する
現代語訳 (栗八)
2023-07-04 06:48:17
明治の文豪の作品
原本は読めませんですね。
今は読みやすくしてもらってて助かります。
が、漱石などの原稿版などを見ると読めないのに読んでみたくなるという…

今春、独歩ゆかりの城、佐伯城址に行きましたが、読み物の方はまだです。

独歩、、渋い!
私も読んでみようかしら…
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独歩 (べんけい)
2023-07-04 18:14:54
よくぞ独歩に反応してくれました、
私は根気がないから長編は苦手なんです、
その点 独歩や徳富蘆花などの詩情溢れる
短編が好きでしたね、
ご指摘の佐伯城祉を舞台にした作品で
「春の鳥」は最近読み返したばかりでした、と言うのはあるテレビ番組で
臼杵城址が紹介され「春の鳥」の
舞台と勘違いしたからです。
返信する
佐伯鶴城 (栗八)
2023-07-04 20:41:29
「春の鳥」
春に登城した情景を思い浮かべながら、ぼんやりと聞きました。

城山は、ムササビが生息していて
ナイトウォッチングも行われてるようで
行くまで知らなかったので驚きました。

ムササビ見たのかも?
と、勝手に思ってしまいました。
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