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色づいた柿の葉を 見ていたら
唐津を出したくなった
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出した… 点てた
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何て言ったらいいのやろ…
具体的な 絵じゃない 絵
こんな 気分の 時もある
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色合い 粗い土
見た目 手触り
詫び寂
唐津が好まれるのが わかる
さらに 唐津の 良さがある
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それは 点てたら すぐにわかる
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もう一服 いただきました
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なんと クリーミー なことよ!
きれいに 点つ
茶筅を振る 音も すこぶる心地いい
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唐津
地味 ではあるが
そこが いい
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そことは 底ではない
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今のところ 唐津は 絵唐津 この1点
唐津と言えば
古唐津
今のところ 手を出すつもりはない
いいブログだねぇ~、
ほんとに肩の凝らないと言うか
栗八殿の日常が見事に描き出されている、
見てるこちら側が
茶席と言う知らない世界に招き入れられている気分です、
好きだなあ~!
こんな世界、
ところで
ど素人で恐縮だが
唐津の特徴ってどんなところにあるの?
けっこう尖ってて敵を作って来たので、穏やかに過ごしたいな~と思うわけです。
まだまだですが…
お茶盌
そもそも、「萩」「唐津」は秀吉の朝鮮出兵の帰りからですよね。
「天目」「井戸」「三島」のように中国や半島で焼かれた茶碗がもてはやされ
陶工を連れ帰り萩や唐津での窯で焼かれるようになった。
なので、唐津は地理的にも近いし地名もそのままですよね。
土は粗目なので、手に持つと漏れてるように感じることもあります。
釉薬もシンプルだと思います。
シャカシャカと心地よく点てれて、よく泡立ちます。
真ん中が盛り上がるんです。
それと一番は、姿、形が 好まれるのだと思います。
そのなかで、とりわけ茶人には古唐津が好まれるようです。
茶は中国からですから、茶碗も中国=唐物、朝鮮=高麗茶碗に惹かれたのでしょうね。
私が持ってるのは、京焼=国物が多いです。