夜学の後、若者二人とビールをやった。
若者二人の話は、外国語を聞いているような雰囲気の内容であった。
ブログ、アキバ、音楽、交友、流行、漫画・・・ほとんどついていけず落ちこぼれである。でも、ほとんど会話に入れない若者と一緒に同席出来るのは、老人ではあるが楽しいことである。
で、最後に、一人が、「死ぬのが怖いんです」「自分の死についてイメージ出来ないんです」との発言があった。
そこで、「寿命が残り1日だったらどうしたい?」
と質問したところ
二人に共通していたのは、「自分の家に帰って畳の上で・・・」とのことであった。
「アキバで・・・」「漫画を下敷きにして・・・」「好きな音楽を聴きながら・・・」「好きな女の子に看取られて・・・」とか期待したのだが、案外に堅実な死に方を考えているのに安堵したものである。