法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

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主宰者の《日乗》

くりのみ会

2007年09月21日 22時30分20秒 | 日乗

只今、【くりのみ会】から帰宅しました。

今晩は、「思量」「不思量」「非思量」について、教えていただきました。

『正法眼蔵・坐禅儀』の最後に次のような文章があります。
「兀兀と坐定して、思量箇不思量底なり、不思量底如何思量 これ非思量なり。これすなはち坐禅の法術なり。坐禅は習禅にはあらず、大安楽の法門なり、不染汚の修証なり」

私は、
「思量」…おもい量ること。比べること。
「不思量」…おもい量らないこと。比べないこと。
「非思量」…「思量」「不思量」をこえた世界。

と理解していたのだが、どうも違うらしい。

 

今日の学習で気づいたことは、自分の既修の知識を土台にして理解をしようとしている姿。
会員のMさんは、絵を描く人である。
Mさん曰く「既修の知識や技術に頼ると、絵は描けません。自分の身心のキャンバスを白紙にすることが大事です」と。

 

 

 

 

コメント
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