出かけた帰りの私鉄駅でのこと。
改札近くの椅子に、5歳ぐらいの男児が胡座を組んで座っていた。
階段を登ってきたのは、7~8歳位の黒人の女児と母親。
「ママ」「ママ」と言って、二人の子どもが母親の左右の手にぶら下がる。
退職して、2年になるが、フィリピン生まれの女性と日本の男性が結婚してその子どもが入学してきたのには何度か立ち会ったが、時代は随分進んでいるように思う。
今日あった親子がどんな事情があるかは分からないが、これからは異父きょうだい、異母兄弟が普通のことになりそうだ。
日本の国で、外国の方々が日本人と結婚するケースは、今後も増え続けるであろう。
その事には、特別異論はないが、私としては、日本文化を大事にしてもらえたらと思う。
ただ、その日本文化も、政治家の不祥事や役人の不詳を見るにつけ、衰退の兆しが著しく、心配になるこの頃である。