【落穂拾い】を勧められたの、恩師・五十嵐正美先生です。
カウンセリングの学びで大事なことは、各自の“感性を磨く”ことにあり、その実現のための手だてとして、先生は【落穂拾い】を勧められました。
今夜の夜学で、道綽禅師の『安楽集』の中にある次の一文を教えていただいた。
『安楽集』にいはく、「真言を採り集めて、往益を助修せしむ。いかんとなれば、前にうまれんものは後を導き、後に生まれんひとは前を訪へ、連続無窮にして、願はくは休止せざらしめんと欲す。無辺の生死海をつくさんがためゆえに」
親鸞聖人 『』教行信証・化身土文類(末)より。
親鸞聖人も、超・“落穂拾い”の人であったとつくづくと思う。