来週の月曜日、お世話になった小学校の卒業式である。
で、今日、祝電の代わりにパソコンで作品を作って届けた。
S小学校には、教職最後の5年間お世話になった。
月曜日に卒業する児童は、4年生の時に図工を教えた子供等である。
スケッチブックに楽しい絵を描いてくれた。
O校長先生も、卒業生と一緒に定年退職なので、校長室にご挨拶に伺った。
0校長先生は、ご退職後も、後進の指導に当たられるそうだ。
そのO先生の話。
「そろそろ、人生の終わり近くなるので、自分の人生について考えることがある。先日、五木寛之さんの本を読んでいたら、人生の終わり方に2種類有ると書いてあった。一つは山に登るタイプ。一つは海に向かうタイプ。どちらかというと、山に登る方は努力を必要とする」と。
もう一つ。
「“生き様”“死に様”という言葉があるが、大事なのは“死に様”が大事です。特に、日本人は、武士道の考え方があり、“死に様”を重視する。私も、仏教の勉強をしながら自分の“死に様”について考えようと思う」と。
O先生のご活躍を念じてお別れしてきた。