今日から、首都圏の一部の公立の小・中学校で、2学期が始まりました。
6年前の学校の週5日制が完全実施されて以来、授業時間を確保するため施策らしい。
結論を先に言うと、全くナンセンスな施策だと思う。
私の現職の頃、「ゆとり」「ゆとり」と熱病に叫ばれていた。
「ゆとりの確保」と「授業時間数減」とは、本来違うと問題だと思うのだが、「ゆとりの確保」のために、隔週休み・土曜休みと移行して教科書もずいぶん薄くなってしまった。
当時の私の回りの同僚は、誰一人として隔週休み・土曜休みに賛成の者はいなかった。また、所謂、学力の低下は当然予想されていた。
私の在住の区でも、来年から1週間前倒しの新学期を導入するらしい。
今年は、教室の冷房化の準備が間に合わなかったらしい。
で、皆さん、変だと思いませんか?
地球温暖化・資源の枯渇の時代。
クーラーを製作している会社が喜ぶだけのように思うのです。
電力会社は、困るのかな?
どしても、「学力をつけるために、授業時間を確保したい」のなら、元に戻して隔週にするのも一方法だと思うのです。
それにしても、現職時代を振り返ってみると、「うむ- 成る程」と合点出来るような施策に会えず、「何じゃい これは?」ということが多かったように記憶しています。