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生命学

2010年01月03日 23時43分15秒 | 日乗

今年最初の読書は、下記の一冊からスタートしました。

『生命学をひらく』  森岡正博 著
 発行:トランスビュー  2005年7月10日 初版第一刷発行

森岡の略歴を本書から拾う。
1958年生まれ。1988年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得(倫理学)。現在、大阪府立大学人間社会学部教授。研究テーマは、生命学・哲学・科学論。従来の客観的な学問の枠組みを越えて、自らを棚上げすることなく果敢にオリジナルな思索を展開、人文学の領域を大きく押し広げる。

森岡によると、
生命学とは?
生命学とは、私たちが生きること、いのちあるものたちと関わり合うこと、生の喜びや苦しみを分かち合うこと、この世での生を閉じることなどについて、自分を棚上げにすることなく考えを深め、いろんな人たちと学び合いながら、生きていくことです。

実は、いま上に書いたようなことは、古来より多くの人々によって実践されてきたことでした。私たちはそれに「生命学」という言葉を与え、新しい学問の方法として提唱しようとしているのです。

不勉強で、生命学関係の本は初めてです。
いくつか、あたってみます。

 

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