今年最初の読書は、下記の一冊からスタートしました。
『生命学をひらく』 森岡正博 著
発行:トランスビュー 2005年7月10日 初版第一刷発行
森岡の略歴を本書から拾う。
1958年生まれ。1988年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得(倫理学)。現在、大阪府立大学人間社会学部教授。研究テーマは、生命学・哲学・科学論。従来の客観的な学問の枠組みを越えて、自らを棚上げすることなく果敢にオリジナルな思索を展開、人文学の領域を大きく押し広げる。
森岡によると、
生命学とは?
生命学とは、私たちが生きること、いのちあるものたちと関わり合うこと、生の喜びや苦しみを分かち合うこと、この世での生を閉じることなどについて、自分を棚上げにすることなく考えを深め、いろんな人たちと学び合いながら、生きていくことです。
実は、いま上に書いたようなことは、古来より多くの人々によって実践されてきたことでした。私たちはそれに「生命学」という言葉を与え、新しい学問の方法として提唱しようとしているのです。
不勉強で、生命学関係の本は初めてです。
いくつか、あたってみます。