法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

カウンセリング研究会《くりのみ》
ZOOM法音道場のご案内
主宰者の《日乗》

無機的な、無差別殺戮

2011年03月10日 23時46分18秒 | 日乗

今日の朝日新聞『天声人語』は、心底が固まってしまう殺戮の現実を教えてくれた。

大西洋単独飛行に成功したリンドバークは、米国の第二次大戦に反対して世論の袋だたきにあったそうだ。
その反対の理由は、愛する飛行機が空前の大殺戮をもたらす悪夢を予測しての由。

リンドバークの予測は的中。
歴史が証明する。

ドイツ軍のゲルニカ空爆。
日本軍の重慶爆撃。
連合軍のドレスデン爆撃。
米軍の東京大空襲。広島・長崎への原爆投下。

こうした空襲を、軍事評論家の前田哲男さんは、「眼差しを欠いた戦争」と言っているそうだ。

そして現在。
米国の現実を紹介している。

「兵士は家族と食事を済ませて出勤し、基地にある「操縦席」で無人機を遠隔操縦する。アフガンの戦場で敵を攻撃し、ミサイルや爆弾を撃ち込む。勤務が終われば子どものサッカー試合を見に出かける」と。

 

この先、人類はどのような武器を考え、どのような戦争を展開するのであろうか!

世界は末世。

21世紀、人類にとって本当の智慧が試されている時代に突入している予感がする。

 

にほんブログ村ブログランキング参加用リンク一覧  応援のクリックよろしく。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

坂上二郎さん 死去。

2011年03月10日 23時19分18秒 | 日乗

「コント55号」のコメディアンで俳優の坂上二郎さんが、10日午前9時40分、脳梗塞のためお亡くなりになったそうです。
76歳の由。

日本国中を「笑い」で潤して下さった坂上二郎さんのご逝去を、慎んでお悔やみ申し上げます。
西方浄土への大往生。
長い間、本当にご苦労さまでした。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110310-00000616-san-ent

相方の萩本欽一さんの言葉。

--今後、コント55号はどうするか

 「幕引きです。コント55号は二郎さんが僕に声を掛けてくれたことで始まったものだから。その二郎さんが、一人で幕を閉めてしまった。それでも僕は名残惜しいから、時々テレビで『元コント55号の欽ちゃんです』とアドリブを飛ばすかもしれない」

 --今日は坂上さんに泣かされたか

 「泣きたいけれど、テレビの前では泣かない。なぜなら二郎さんは僕だけのものだから。家に帰って、お空にありがとうと言って、一人で泣きます」

 --天国にいる坂上さんに届けたい言葉は

 「二郎さんが亡くなって、たくさんの人が『すてきだったよ』と言ってくれている。僕が代わりにお礼を言っておくからねと伝えたい」


ご質問の記者のお方へ。
二郎さんは日本人ですから、「天国」でなくて「お浄土」と言ってくれると嬉しいなー。


合掌

にほんブログ村ブログランキング参加用リンク一覧  応援のクリックよろしく

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする