先程、NHK・TV21時のニュースで、
国連演説後の、安倍首相の内外記者会見の様子を見ました。
気になったのは、「積極的平和主義」。
文字徹りに、「世界の平和を積極的に希求する」のでしたら問題ないのですが、
具体レベルの政策が見えませんので、正直なところ気になる言葉です。
憲法改正や集団的自衛権の行使etcが透けて見えてきます。
それにしても、安倍首相の綺麗なキーワードが気になります。
今回の国連演説では、「積極的平和主義」ともう一つ「ウィメノミックス(女性の役割の特化)」。
これまでの、「アベノミックス」「三本の矢」「汚染水の湾内でのコントロール」etc
美辞麗句の裏側には、「ウソ」がありますよね。
「汚染水の湾内で完全にコントロール」等、ウソに決まっています。
素人が考えても、台風が接近すれば、大波は防波堤を越えます、
強風が吹けば、海水は舞い上がります。
今日の国会で、東電の広瀬社長は、
安倍首相によるオリンピック招致演説の「状況はコントロールされている」に足並みそろえた答弁をしていました。
でも、汚染水対策が遅れたことを答弁していました。
また、先日のニュースでは、湾内と外洋を遮断しているフェンスが破れたとの報道もありました。
一日も早く、原発ゼロの日本と世界平和を念ずるものです。
*(メモ1)web散策をしていたところ、
安倍首相のスピーチラーターは、元「日経ビジネス」の記者の由。
(メモ2)「Buy my Abenomics(アベノミックスは『買い』です)」は、
2010年の映画「ウォール・ストリート」で、マイケル・ダグラス演ずる
大物投資家が言い放った、「Buy my book」が下敷きのようです。