法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

カウンセリング研究会《くりのみ》
ZOOM法音道場のご案内
主宰者の《日乗》

「薫染の読書」「薫染の音読」

2013年09月14日 23時29分01秒 | 日乗

先日、東京駅前の大型書店に立ち寄ったところ、

齋藤孝著
『声に出して読みたい親鸞』
草思社

が平積みされていました。

著者の齋藤さんはTV出演も多く、
たくさんの書籍を出版されているのでご存知の方も多いでしょう。

私の印象を正直に書きますと、
当初の『声に出して読みたい日本語』等の出版に触れたときは、
お若い学者の方が、(日本語の音読)等に着眼してくれたことに拍手を送ったものでした。
しかし、その後の膨大な(音読シリーズ)の出版に接しますと、
少々、不快感を私の身に覚えるようになりました。

このお方は、
(音読の大切さは頭では分かっておられる。それを啓蒙はしておられる)
しかし、
(本当に音読の楽しさを分かっているのだろうか?)
との疑問をもつようになりました。

21年目になるカウンセリング研究会《くりのみ》でも、音読を大事にしてきています。
しかし、齋藤さんと違うところは、

音読のテキストを、絞り込んでいます。

具体的に申しますと、《くりのみ会》では、
道元さんの『正法眼蔵』、懐奘さんの『正法眼蔵随聞記』
親鸞さんの『教行信証』、唯円さんの『歎異抄』
が音読のテキストです。

あれもこれも音読するのではなく、
テキストを絞り込んでの音読、繰り返しての音読が大事だと思うものです。

マア、いろいろの音読があってよろしいでしょう。
テキストを絞り込んでの音読になりますと、出版をできませんから・・・
  
《くりのみ会》では、愚直に上記のテキストを繰り返し音読していきます。

先師五十嵐正美先生の教えである、
「薫染の読書」「薫染の音読」一筋に歩んでいきます。

 

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9月の《親鸞とカウンセリングコース》のご案内

2013年09月14日 23時15分46秒 | カウンセリング研究会【くりのみ】

9月の「親鸞とカウンセリングコース」

   日 時 : 9月 21(土) 午前10時~12時
   場 所 : タワーホール船堀 (部屋は入口の掲示板をご覧ください)

 
《学習会の流れ》
 
・『正信偈(漢文)』の音読
  *10月頃から、(草四句目下げ読誦)に
進む予定です。

・井戸端(楽談タイム)

・『浄土和讃』(5分くらい)
  *(聞者くりのみ)の読誦にお付き合いしてもらいます。

・金子大栄校訂『教行信証』岩波文庫 音読
  *今回は、260㌻~267㌻11行目を音読します。
 
 *感想・意見交換
  *「核心の一句」を探す。 


◎その他
  ①会費+会場費  大人1000円    大学生500円

  ②テキスト等は、事務局で用意しています。
    *テキスト 金子大栄校訂『教行信証』岩波文庫
    *お手元にある方は、お持ちください。  

  ③《くりのみ会》は、特定の団体・宗教・宗派とは関係ありません。
    どなたでも参加できます。

  ④勉強会の後、ランチ&懇親タイムもあります。 (12時から1時間程)
    自由参加です。毎回、楽談で盛り上がります。

 ◆次回は、10月26日(土)になります。


 

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帰稲取

2013年09月14日 15時36分06秒 | 日乗

親戚の告別式で、朝の(踊り子)稲取に帰りました。
帰京は、臨時の(スパービュー踊り子)。稲取発と東京到着時は、(スパービュー)の五号車の客は私一人。貸切状態、ラッキーです(笑)。声を出して『声明(親鸞和讃)』をしてきました。

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