数万歳の有情
果報ようやくおとろえて
二万歳にいたりては
五濁悪世の名をえたり
*五濁
①劫 濁
②見 濁
③煩悩濁
④衆生濁
⑤命 濁
STAP細胞の件で賑やかです。
4月1日 理化学研究所が記者会見で、調査最終報告を公表しました。
確かに、STAP細胞の中心人物は小保方さんなので、
小保方さんの責任は重大だと思います。
しかし、発表に至までの理化学研究所の対応は、どうなっていたのでしょうか?
マスコミの一連の報道ぶりは、如何なものでしょうか?
記者会見の様子を見ていますと、
女性が一人。
残りは立派な男性方。
皆さん、立派な学者さんや大人だろうと思います。
個人と集団(体制)の構図。
時代の濁りのように思えて仕方がありません。
安倍自民党の仕事ぶり。
こちらも、多くの国民の気持ちを無視して、
モウケを優先し、数を背景にした強引な態度。
『正信偈』に次のような文があります。
五濁悪時群生海 応信如来如実言
(如来の実語)を聴いていく・・・
そのような態度を、大事にしあいたいものです。