「AERA」 No17 14.04.14号で拾った、内田樹さんのことば。
内田さんは、宗教学者・釈撤宗さんとご一緒に、
(聖地巡礼プロジェクト)を行っているそうです。
聖地とは、超越的なものの緊迫を生身で感知する場所との由。
内田さんが、聖地で感知したところを語ると、
「どんな科学的根拠があってそんな妄言を言うのか」といった感想が寄せられる。
内田さんは、言う。
昔の人と、現代人とでは、感知力が違うのだろう。
そして、
「語り得ぬものを前にした時は、沈黙するだけが芸ではない」と。
そして、結びで、次のように述べている。
「語り得ぬものの働き」について
節度をもって語るのも
知性の仕事の一つだと
私は思っている。
「節度」の一語が、新鮮に感じられて、拾ってみました。 日本ブログ村に参加しています。 応援のクリックよろしく!