「外国口座税務コンプライアンス法に係る申告書」
皆さん、この法律知っていましたか?
マア、このような申告書を、
アメリカとは何の関係もない日本国民に、
それも、貧乏な年金生活者に向かってこのような申告書に署名・捺印させるとは。
とんでもない時代に、驚愕であります。(笑)
この法の要は、米国の税金を逃れるために海外(米国以外)の金融機関の口座を開いて脱税を防止するためのものです。
ことの顛末は、以下の通り。
高齢になりましたので、銀行も自宅の近くが便利です。
そこで、ご近所の信用金庫に口座開設に出かけました。
行員A(今年採用された新人女子行員のようです)
:書類の記入が多くてすみません。
ボ ク:大丈夫です。
行員A:もう一枚、こちらも署名・捺印していただけますか。
ボ ク:これは、何ですか?
行員A:「外国口座税務コンプライアンス法に係る申告書」です。
ボ ク:日本国に納付する税金もない年金生活者に、全く余計な手間と時間をとらせますね。
(内心 “怒”。若いお嬢さん行員なので、ボクは紳士的な作り笑い)
行員A:申訳ありません。
ボ ク:あなたにとっても、ボクにとっても時間のロスです。
A4紙一枚、無駄づかというものです。
とんでもないアメリカです。とんでもない法ですね。(二人 笑)
*若い行員Aの後ろに立っていた指導係の30歳代の行員Bが、ボクに話しかける。
行員B:(丁寧な口調で)お客様、年金受給の金融機関はお近くですか?
もし、よろしければ、当行にお願いできませんか?
手続きは、とても簡単です。
ボ ク:ご案内ありがとうございます。
実は、ボクは「フーテン」なので、
都市銀行や地元の信用金庫よりも郵便局が便利なんですよ。
行員B・A:「ふ う て ん?」ですか?
ボ ク:発音が違います。(笑)
「ふ う て ん」でなくて、「フーテン」です。
「フーテンの寅さん」ですよ。
お若い人には、「フウテン」は死語なんですねー。(三人 笑)
柴又帝釈天に近い地域の信用金庫なので、
「フーテンの寅さん」のヒントで(通じ)ました。
ボクの辞書と若い方の辞書には、ずいぶんと違いがあることが判明しました。(笑)
さて、「一事が万事」
アメリカの世界戦略にひれ伏す時が近いですね。
(被害妄想的かもしれませんが、真剣に危惧していることです)
一番大事な「国語」が大事にされていませんね。
先ずは、小学校での英語教育が問題です。
「国語」を大事にできない国は滅びます。