3日のリオ五輪壮行会での、
森喜朗元首相の「国歌を歌えないないような選手は日本の代表ではない」発言。
当ブログで更新したところですが、TVや大手新聞では、あまり取り上げていません。
本日の、文化放送の「大竹まことゴールデンラジオ」と
東京新聞「本音のコラム」がしっかりと取り上げていました。
ボクの気分もスッキリ!(笑)
文芸評論家の齋籐美奈子さんの意見に同感です。
森喜朗元総理の発言は「来賓のパワハラ」…その通り。
回りの人(橋本聖子選手団長)が抗議してよいレベル…その通り。
競技場、エンブレム、二億三千万円の裏疑惑。ご自分の襟を正す。…その通り。
ボクはもう一つ追加したい。
東京オリンピック・パラリンピックのリーダーは、「もっとお若い方」が宜しいということを。
区立図書館で借りてきた一冊を読んでいます。
矢部宏治著
日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないか
集英社インターナショナル 2014年10月29日 第1刷発行
敗戦。そして、進駐してきた占領軍としてアメリカ。現在の在日米軍。
日本国憲法よりも上位にある日米安保条約・密約法体系。
矢部氏は、公開されてきるアメリカの機密公文書を縦軸にして、
「基地」と「原発」が止められない、
日本の歴史・現実を解き明かしてくれています。
根っこは、一つです。
戦後の日本政治の政権与党・官僚・法曹・大企業・報道etcが、
国民よりも米国の方を向いていたのです。
戦後、日本が米国の後押しで、
表では、経済・景気を享受。
裏では、独立国のよう雰囲気の中で、実は対米従属構造。
矢部氏は、日米関係の将来を具体的に提示しています。
興味のある方は、ご一読を。
先ずは、国民一人一人が、戦後の対米交渉の歴史を勉強すること。
ボクも、これからしっかりと勉強します。(笑)
そして、一人一人が自分の頭で考えること。
参院選挙も間近です。
ぜひ、投票に出かけましょう。