週刊の漫画本や女性誌が、硬派な日本国憲法の特集を組んでいるそうです。
昨日の、東京新聞24面の記事です。
今日、タレントの石田純一さんが、野党共闘が実現できたならの条件付きで東京都知事選に立候補の意志を表明された由。
TVでは、コメンテーターが、偉そうに石田さんに対して冷ややかなコメントをされていたそうです。
スポンサーや広告代理店の手の内で泳いでいる方々より、独りで挑戦している石田さんを、ボクは支持したいと思います。
投票するかどうかは、石田さんの公約を聞いてからですが…(笑)
「民主主義」
「民」が「中心」である日本国を、ボクは理想とします。
ですから、職業化した政治家や、利権に群がる政治家よりも、少々政治経験が少なくても正直な政治家を応援したいものです。
昔話。
ボクが教職にあった頃の話。
上のご機嫌を伺いながら、管理職(教頭・校長・指導主事)を狙うベテラン教師より、若い溌剌とした教師の方が魅力的でした。
政権を忖度しているTVや大手新聞より、
分かりやすく憲法を取り上げてくれる、
漫画本や女性誌の編集者に大拍手を送りたいと思います。
このような編集者がいて、読者がいる。
日本の「光」を感じます。
南無阿弥陀仏
本日、午後、期日前選挙に出かけました。
今回の参院選。
TV等は、参院選の話題をスルーしている感じです。
今回の選挙から、18歳・19歳の若者が投票します。
ならば、もっと公約等、若者に政治を考える話題を提供すべきです。
残念ながら、我が日本国のTVは話題・情報を提供することから腰が引けています。
「忖度」なのでしょうか!
事前の投票率の予想も低調のようですが、
ぜひ、大勢の国民の皆さんの投票に期待したいモノです。
ボクの出かけた期日前投票所は、老若男女が結構、足を運んでいました。
昨日の当ブログで取り上げた、
英国・イラク参戦「不当」調査委最終報告
今朝の東京新聞・朝刊・【筆洗】氏が、次のように書いています。
文豪トルストイの『戦争と平和』は、手元の古い岩波文庫版だと全四巻計二千三百ページ余の巨篇だ。英訳版では単語数がおよそ六十万というこの名作の四倍余の二百六十万語を費やし、イラク戦争を検証した報告書が、英国で公表された▼機密文書も閲覧できる強い権限を持つ独立調査委員会が、ブレア元首相ら百五十人以上から聞き取りを重ねた。七年の歳月と十四億円をかけて書き上げた全十二巻の報告書は、現代世界の「戦争と平和」だ▼そこには、やりきれぬ事実が並んでいる。戦争はイラクを内戦状態に陥れ、テロの脅威を高める危険があるとの警告も、ブレア首相には届いていた。しかし、米国は戦後にどう平和を構築するかという策も持たぬまま攻撃に突き進み、英国は追従した▼警告は、現実のものとなった。イラクは硝煙が漂い続ける混乱に陥り、「イスラム国」という魔物も生まれた。かの地の人々にとって、戦争は今も、過去形で語りうる物語ではない▼トルストイは『戦争と平和』で登場人物にこんな言葉を言わせた。「戦争はお愛想じゃなくて、人生における最大な醜悪事だ。われわれはこの点をよく理解して、戦争をもてあそばないようにしなきゃならん」▼ブレア氏は報告書の公表を受け、「責任はすべて負う」と語ったが、戦争にもてあそばれ命を奪われた人々に、どう責任を取りうるというのか。
非常に簡単な事です。
「アメリカ追従・言いなりで良いかどうか?」
「憲法より上位に、安保条約・日米地位協定があること?」
を、日本人が問う時節のように思います。
断っておきますが、ボクは、親ロ・親中・親北ではありませんよ。(笑)
憲法についても、
安倍首相が進める憲法改正に賛同はしませんし、
憲法改正絶対反対の立場でもありません。
但し、英国の調査委の報告からも想像できるように、
どんなに強い兵力をもってしても、
「世界平和」には程遠いことを、アメリが示しています。
戦争でことを決しようとするアメリカに追随することは、御免被りたいものであります。
安倍政権には、
トルストイが「戦争と平和」で使用した語句の4倍もの語句を使って書かれた、
英国の調査委最終報告書を提出できる、「英国の民主主義」「政治環境の歴史」etcをしっかりと受けとめてもらいたいものです。
そうそう、アメリカも、公文書や機密書類。
一定の年月が経過した後に公開する、国としての「度量・歴史」があります。
ウソを言ったり、隠蔽したり、形だけの諮問委員会・報告書が大好きな、日本国の政治家・官僚に、嫌悪感を感じますよね。
やはり、国民一人一人が、政治的なセンスを磨くことが大事ですよね。
そして、投票所に足を運ぶ…
午後、期日前投票行ってきます。(笑)