里村専精師の
浄土真宗にようこそ No123をお届けします。
浄土は、広大無辺際だと表現されています。
が、大きな世界へ、大勢が居候するようなものではありません。
その世界に触れた人々が、全員で広大無辺際の人として生み出されるのです。
菩薩たちが十方から往還されると書かれていますが…。
この国土の広大無辺際なる意義に満たされてゆくのです。
浄土に往くというのは、如来の涅槃を回復していやされるのです。
魅し限定がありますが、その存在の意義は広大無辺際なのです。
それは誰もが「広大無辺際」であり、
「超・絶・去」といわれる根源の生を教えるものです。
仏道が語る浄土を忘れると、美しい国などという幻想が去来します。
浅い理性が模索しても届かない本来性を知らないと、愚かな結果を導きます。
世界の60億を超える人々の、その存在の根源に誰者尊厳があります。
それは一人一人別々でありながら、超世の世界を開きます。
浄土を架空なものとしか考えられない人は、生命を知らないもののことです。
そういう指導者が間違えるものは、国家という幻想です。
生命が先です。
国家は末梢的なものです。
生命が築いた世界は、何時でも美しいものなのです。
こざかしい人為を、捨てて欲しいものです。
◎カウンセリング研究会【くりのみ】
3月の学習会は、
新型コロナ緊急事態宣言が解除されましたら再開します。
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