法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

カウンセリング研究会《くりのみ》
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主宰者の《日乗》

初期仏教から

2007年09月19日 23時42分02秒 | 日乗

夜学は、初期仏教「縁起」のまとめであった。

「スッタ・ニパータ」から、次の一文を拾った。

「静かなる人は この世の中で色々のつながりに縛られることなく
人がいひ争っても そのどちらへつくといふこともない
彼は不安にとりつかれた人々の間にありながら
しかも安らかに 喜びも悲しみも届かぬ処にいて
人々はとらわれるどんなことでも その一つすらとり上げようとはしない。」

 

国会開会中であるのに、自民党の総裁選で国会は開店休業状態の由。
税金の乱費である。
それにしても、自民党国会議員のほとんどが福田さん側についたのは、私利私欲の結果か。
2世3世の国会議員が多いのにも困ったものだ。

また、小泉さんが、福田支持に回ったのも、「子息に地盤を譲るための布石である。」とある評論家の話。

私は、ずっと、小泉さんは評価していなかった。
「ムードの人」「評判の人」「時流に乗った人」は、“危ない”“あぶない”。

 

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親鸞聖人の御遺骨発見か?

2007年09月18日 22時38分32秒 | 日乗

【くりのみ会】の講師をお願いしている菅原先生のブログで教えていただいた記事です。

Sankeiwebでご覧になれますが、「親鸞聖人の遺骨を宝塔に納めた」とする墨書が発見されたそうだ。

興味のある方は、下記アドレスからどうぞ。

 

SankeiWeb

http://www.sankei.co.jp/culture/bunka/070918/bnk070918000.htm

 

 

菅原先生ブログ 「つらつら日暮らし」

http://blog.goo.ne.jp/tenjin95/e/6ec6635c50e4915dad42645e8d601cbd

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声に出して・・・

2007年09月17日 11時02分09秒 | 日乗

午後、買い物があり銀座に出かけた。

立ち寄った書店で、

「声に出し読みたい日本語」
「三色ボールペンで読む日本語」
「げんきプリント 60歳からの読み・書き・計算」

等々、売れ筋の本を出している斉藤孝さんの新刊が出ていた。

声に出し読みたい日本語 音読テキスト③
『歎 異 抄』

日本の古典を、「声をだし読む」という考え方は大賛成である。
くりのみ会では、15年も『正法眼蔵』を、参加の皆さんと一緒に読んでいる。

ただ、斉藤さんの仕事は、「他人の褌で相撲をとっている」感じがして気分が悪い。

まあ、私には無関係なことなので、単なる感想として受けとめてもらいたい。

私からのプレゼンテーションは、「自分で、読みたい古典を見つけて声を出しましょう」ということ。

斉藤さんの向こうをはるつもりはありませんが、今日の私の音読は親鸞聖人の「教行信証」でした。

誠なるかなや、攝取不捨の真言、超世希有の正法、聞思して遅慮することなかれ。ここに愚禿釈の親鸞、慶ばしいかな、西蕃・月支の聖典、東夏・日域の師釈、遇いがたくして今遇うことを得たり。聞きがたくしてすでに聞くことを得たり。真宗の教行証を敬信して、特に如来の恩徳の深きことを知りぬ。ここをもって、聞くところを慶び、獲るところを嘆ずるなりと。

 

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くりのみ会のお誘い。

2007年09月16日 21時19分31秒 | 日乗

9月21日(金)は、くりのみ会『坐禅とカウンセリングコース』が開催されます。

詳細は、カウンセリング研究会【くりのみ】のホームページでご覧ください。

http://www.bb.isas.ne.jp/kurinomi/kaiho/2007/2007.09/2007.09%20no144.htm

 

皆様のご参会をお待ちしています。

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学力テスト・足立区教委の試験前配布

2007年09月15日 23時14分57秒 | 日乗

東京都が05年1月、都内の公立小中学校を対象にした学力テストを実施した際、足立区教育委員会が事前に校長会で問題用紙の一部を配布したという不祥事があったそうだ。

その間の事情に関する足立区の説明には不透明な感じがするが、このような不祥事がおこることは、いまの教育界の土壌を考えると想定されることであった。

まあ、そのことより、国や都の全校一斉学力テストをする必要があるかどうかということである。

長いこと教育に携わってきた私としては、全校一斉、都一斉の学力テストをする必要を感じていない。予算的にも大変出費になるし、実施すればこのような不祥事が発生するし、成績を発表することでの不当な競争意識も生じる。

最近の教育界は、文科省をトップにした管理が強化されてきて、現場の活力が枯渇しているように思う。

 

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親鸞さんのことば

2007年09月14日 10時41分56秒 | 日乗

かつは本師聖人(親鸞)の仰せにいはく、「某(ソレガシ)親鸞 閉眼せば、賀茂河にいれて魚にあたふべし」と云々。これすなわちこの肉身を軽んじて仏法の信心を本とすべきよしをあらはしましますゆえなり。これをもっておもふに、いよいよ喪葬を一大事とすべきにあらず。もっとも停止(チョウジ)すべし。

~覚如上人 『改邪鈔』~より

現在は、「仏教=葬送」 といった傾向が著しい。(マア、このことは、覚如上人のころからの問題でもあるのだが)

4月から、夜学で仏法の勉強を始めたが、私はお寺の子息でもく、寺院経営をするものでもなく、年齢的にも先が見えている。であるから、まったくフリーハンドで、仏法の勉強ができる。これまでの教育現場での経験やカウンセリングの学びをベースにし仏法を学んでいこうと思う。

こんなことを書くと、「一心」から遠く離れ、「知識歸命」だと、親鸞さんから怒られそうではあるのだが…。

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いまがチャンス

2007年09月13日 23時03分52秒 | 日乗

安倍首相が慶応病院に入院した由。

また、自民党では、次の総裁に麻生 福田 額賀氏の名前が上がっているしょうな。

マア、自民党のことはどうでもいいいが、日本国のことを考えてみたい。
ゆめ見る爺さんの青臭い考えである。但し、民主党支持という訳でもないことはお断りしておく。

先ず、ホンモノの民主主義が展開される国にするチャンスと捉えたい。具体的には、政権交代ができる国ということ。

「アメリカのポチ」でなく、独立国になってもらいたい。
インド洋上の給油ができないといっても、この国が消滅するとは思えない。
少々、貧乏でも良いのでは。貧乏になると智慧が出てくる。

戦後、経済至上主義でこの国は成長し贅沢をしてきた。
「経済大国」から、「質実国家」へ。良いチャンスが来たものだと捉えたい。

 

今日、江東区南砂町の道路を歩いていると、「ひったくり多発地帯。注意」の看板が電柱に見られた。

恥ずかしい国になったものだ。

経済至上主義での自民党中心の政治の結果だと思う。

もう一度、念のために。
自民党嫌いでは、消してありません。

良い政治をしてもらいと熱望する、夢見る爺さんの青臭い願いということ。

それにしても、二世・三世議員がこの国では普通になっているいることは、何とかしたいものですね。

 

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安倍首相辞任に思う。

2007年09月12日 23時15分32秒 | 日乗

所信表明をしたばかりの安倍首相が突然の辞任表明の由。

民主党の小沢党首との党首会談が出来ない、健康問題、インド洋給油活動の問題等々がその理由になっているようだが、まあ、それはどうでも良い。

ただ、一国の首相が、所信表明をしてすぐの辞任表明は、理解に苦しむ。

この頃の日本国は、政治だけでなく、経済、教育・・・年金問題、親殺し子殺し、警察官の自殺等々・・・数えたらきりがないほどの問題が山積である。

一言で言うのなら、上は首相から下は国民一人一人まで、病んでいるように思う。

インド洋給油が、中断してアメリカや関係国からのクレームがあっても、この国が滅びるとは思えない。

 

この際、政治的な空白ができても、戦後の焼け野原から経済至上主義を中心にした我が国の在り方を総括して今後の日本国の在り方について考えても良いように思う。

 

私は、少々貧乏でも、環境問題をも考えた「質実国家」が、日本には似つかわしいように思う。

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[聞く]ということ

2007年09月11日 00時14分41秒 | 日乗

カウンセリングの基本は、「聞く」ことを身につけることと思う。

「聞く」という行為について、一般には全ての大人が身についていることとしてあまり深めることもないように思う。

一般には、相手の話を、聞く側の判断で聞いたり、評価しながら聞いていることがほとんどである。

カウンセリングを勉強し始めの頃(40年も前になるが)、「聞く」ことについてカンファレンスで鍛えられたことを思い出す。

今日の夜学で、親鸞聖人の教えは、「聞」が基盤であることを教えていただいた。
当時、「クライエントの語るところを素直に聞く」「あたかもクライエントになったつもりで聞く」「評価の心を無くして聞く」と教わってきた。

親鸞聖人は、『教行信証』で次のように書いておられる。
「聞」というは、衆生、佛願の生起・本末を聞きて疑心あること無し。

自分の「聞」に、「疑心」を感じられる人は、カウンセラー向きの人のように思う。

※自分の「聞」に、「疑心」を持たない、「疑心」に気づかない人…(結構、世の中には、このような方が多いように思います)…は、本当の「聞」には出会えないのでしょう。

「聞」について、自信の無い人、劣等意識のある人は、本当の「聞」の習学の道に立てるように思います。

「疑心がある」からこそ「疑心あること無し」への習学が始まる。

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介助の仕事 ~2週目~

2007年09月10日 23時03分36秒 | 日乗

先週から始めた、幼稚園での自閉症児の介助の仕事も2週目に入りました。

今日からはお弁当持参で2時までの勤務になります。

自閉児の○○君は、ご家庭で大事に育てられることがよく分かるようなお子さんで、自分のことはきちっと出来る子である。

母子分離が出来ていな○○ちゃんは、最初は「ママ何しているかな?」をつぶやき続けていたが、この頃は、友だちともよく遊ぶようになり、つぶやくも少なくなった。

不登園気味の○○ちゃんも、休むことが少なくなり、心細くなると私の側で過ごすようになり、元気を取り戻すと遊びに戻るようになった。

年少の子ども達だが、みんなしっかりしていて、今日から久々のお弁当であったが、準備も片付けもしかりとできびっくりした次第である。

再来週に控えた、運動会に向け、毎日が楽しみである。

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