1月11日(土) 16時20分~
東洋大学 井上円了哲学塾 公開講座に出かけました。
講師: ドナルド・キーンさん
演題:「古典文学の未来」
ドナルド・キーンさんは、1922年生まれ。
今年は、92歳。
瀬戸内寂聴さんの同年齢のようです。
ご高齢ですので、
最初の20分程は、ドナルド・キーンさんの業績伝えるビデオ上映。
その後、40分位の内容でした。
ご講演の内容は、
ご自身の経験、友人の大学教授からのお話を土台にして、
日本文学・日本古典文学・国語を学ぶ学生が少ないことを憂いていました。
また、授業そのものも、文法的なものが多く、
日本文学・日本古典文学・国語の面白さを教えていないと指摘していました。
確かに、自国の文学・古典文学・国語を大事にしない国は衰退すると僕も思います。
小学校からの英語教育を煽っているこの国の将来は、アブナイ感じがしますね。
次回は、梅原猛さんの講演を聞く予定です。