毎日のように新型コロナウイルスに発する日本社会の「てんやわんや」(by獅子文六)を考えたり書いたりして、少し疲れた。特に「肺炎」から「日本人の死因」にわたって調べてみたので。言うまでもなく、新型コロナウイルスやインフルエンザも危険だけれど、若い世代にとっては「不慮の事故」の方がずっと危険である。今年は3月中旬に桜が咲き出すらしいが、そうなると子どもたちも外へ出て活動したくなるだろう。事故に巻き込まれる危険性は休校によってずいぶん高まったと思う。
ところで、ここしばらくブログは何とか書いてるけれど、それ以上にパソコンでやってるのは「神田伯山TV」を見ることだ。これは何だというと、YouTubeの番組。リンク先のクリックすると、トップ画面が出てくる。6代目神田伯山の襲名披露を毎日まとめている。15分から20分あって、それだけで済めばまだいいけど、つい見てない以前のものを見てしまう。抜群に面白くて全然飽きない。家にいる子どもたちやテレワークで家にいる大人の皆様に、絶好のオススメだ。
((密着#19、2.29浅草演芸ホール最終日)
真打披露興行は2月11日に新宿末廣亭で始まった。その前の「襲名披露パーティ」からあって「密着#0」。11日から20日の末廣亭が「密着#1」から「密着#10」。浅草演芸ホール初日が「密着#11」で、浅草は29日までだったから「密着#19」まで。上の写真は浅草の29日のもので、披露口上の春風亭昇太が抜群におかしい。浅草演芸ホールの「看板猫」ジロリが毎日出てくる。そして3月1日から池袋演芸場に移って、「密着#20」から始まって毎日更新中。3月3日分まで公開されている。(3月4日現在)
(新宿末廣には爆笑問題が登場)
披露口上は基本的には、所属する「落語芸術協会」幹部が登場する。春風亭昇太会長、春風亭柳橋副会長、三遊亭小遊三参事、桂米助参事、瀧川鯉昇理事、桂文治理事らで、肩書き付きで書くのは変な感じだが司会がそういう風に紹介するのである。そしてもちろん伯山の師匠である人間国宝の講談師、神田松鯉も列席する。他の人は交替出演だが、師匠は毎日だから大変だ。浅草最後の頃は出番が終わったら帰った日もあり、そんな日に神田伯山が「楽屋うるさい」と言って大受けしたのがおかしい。他にもゲストが出る日があり、特に新宿で爆笑問題が出る日の口上が爆笑かつ問題。
桂文珍、毒蝮三太夫なども出ているが、三遊亭円楽が自分も6代目と笑わせながら、講談の思い出を語るところなど実に奥深い。本人の講談のシーンは最後にちょっと出てくるだけで、ほとんどは楽屋風景と口上である。自分が見た日以外の口上が全部じゃないけど見られるのが嬉しい。寄席に行ったことがない人にも、あるいは関東以外に住んでいて襲名披露には来られない人にも、こういう襲名披露があるんだと判って貰えるいい機会だと思う。見れば判るけれど、すごく面白いのである。
また楽屋風景が見られるのはすごく貴重。楽屋に入る機会など普通はないわけで、こういうところなのかと思った。YouTube番頭を名乗る二つ目3人が交替でカメラを担いで映像を撮っている。初めの頃は出演者の面々は慣れてなかった感じで、お年の芸人だと何してるの?という反応も多かった。やがて多くの芸人が「見てるよ」と反応するようになり、次第にカメラに向けて演技する。口上に参加してくれた先輩方に伯山が帯を配るシーンも面白かった。お金が掛かるものだ。最新の3日付を見ると、明日(3月5日)発売の「週刊モーニング」で講談を扱ったマンガが載るから買ってねとのこと。またマクラで三遊亭笑遊師匠の思い出を語るシーンは必見だ。若い世代に何を見せるか、「3・11」での被災地公演の思い出なども貴重である。
ところで、ここしばらくブログは何とか書いてるけれど、それ以上にパソコンでやってるのは「神田伯山TV」を見ることだ。これは何だというと、YouTubeの番組。リンク先のクリックすると、トップ画面が出てくる。6代目神田伯山の襲名披露を毎日まとめている。15分から20分あって、それだけで済めばまだいいけど、つい見てない以前のものを見てしまう。抜群に面白くて全然飽きない。家にいる子どもたちやテレワークで家にいる大人の皆様に、絶好のオススメだ。
((密着#19、2.29浅草演芸ホール最終日)
真打披露興行は2月11日に新宿末廣亭で始まった。その前の「襲名披露パーティ」からあって「密着#0」。11日から20日の末廣亭が「密着#1」から「密着#10」。浅草演芸ホール初日が「密着#11」で、浅草は29日までだったから「密着#19」まで。上の写真は浅草の29日のもので、披露口上の春風亭昇太が抜群におかしい。浅草演芸ホールの「看板猫」ジロリが毎日出てくる。そして3月1日から池袋演芸場に移って、「密着#20」から始まって毎日更新中。3月3日分まで公開されている。(3月4日現在)
(新宿末廣には爆笑問題が登場)
披露口上は基本的には、所属する「落語芸術協会」幹部が登場する。春風亭昇太会長、春風亭柳橋副会長、三遊亭小遊三参事、桂米助参事、瀧川鯉昇理事、桂文治理事らで、肩書き付きで書くのは変な感じだが司会がそういう風に紹介するのである。そしてもちろん伯山の師匠である人間国宝の講談師、神田松鯉も列席する。他の人は交替出演だが、師匠は毎日だから大変だ。浅草最後の頃は出番が終わったら帰った日もあり、そんな日に神田伯山が「楽屋うるさい」と言って大受けしたのがおかしい。他にもゲストが出る日があり、特に新宿で爆笑問題が出る日の口上が爆笑かつ問題。
桂文珍、毒蝮三太夫なども出ているが、三遊亭円楽が自分も6代目と笑わせながら、講談の思い出を語るところなど実に奥深い。本人の講談のシーンは最後にちょっと出てくるだけで、ほとんどは楽屋風景と口上である。自分が見た日以外の口上が全部じゃないけど見られるのが嬉しい。寄席に行ったことがない人にも、あるいは関東以外に住んでいて襲名披露には来られない人にも、こういう襲名披露があるんだと判って貰えるいい機会だと思う。見れば判るけれど、すごく面白いのである。
また楽屋風景が見られるのはすごく貴重。楽屋に入る機会など普通はないわけで、こういうところなのかと思った。YouTube番頭を名乗る二つ目3人が交替でカメラを担いで映像を撮っている。初めの頃は出演者の面々は慣れてなかった感じで、お年の芸人だと何してるの?という反応も多かった。やがて多くの芸人が「見てるよ」と反応するようになり、次第にカメラに向けて演技する。口上に参加してくれた先輩方に伯山が帯を配るシーンも面白かった。お金が掛かるものだ。最新の3日付を見ると、明日(3月5日)発売の「週刊モーニング」で講談を扱ったマンガが載るから買ってねとのこと。またマクラで三遊亭笑遊師匠の思い出を語るシーンは必見だ。若い世代に何を見せるか、「3・11」での被災地公演の思い出なども貴重である。