坂井希久子の「ハーレーじじい」の背中、読んだ。タイトルにアメリカの大型バイクのハーレーダビットソンの「ハーレー」が使われていることから借りた。医学部を目指す高校生3年生の女子高校生の真理奈と、ハーレーダビットソンに乗る真理奈の母方の祖父(←通称、晴じい)を中心とした家族の物語。
中盤あたりから読むテンポが鈍ったけど、完読。山形で農家に嫁いだフィリピン女性の話や、昭和40年代の東大安田講堂を舞台にした学生運動など、サイドストーリーが面白かった。最近の60代、70代は若いし、生きがいがあると老けとは無縁だね。
この作家さんのことは知らなかったが、「たそがれ食堂」、「ウィメンズマラソン」、「虹猫喫茶店」など、興味をそそられるタイトルの作品多数。「泣いたらアカンで通天閣」はドラマ化されたらしい。要チェックの作家だ。
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2016年3月に単行本で出版。268ぺージからなる作品。
昨日は午後、睡魔に負け、15分ほど昼寝。我慢せず、眠い時は寝て仕事効率アップ!仕事を終えてから都内に出てタンゴ。先生のバースデーミロンガだったこともあり、40人ほど来場で盛況だった。