写真のキャブレタは「HS1」
友人とスクータのオートチョークに関しての話をしていたのだが、ふと考えるとスクータの場合
チョークではなくスタータと呼ぶべきだとの結論に達した!
(この場合は2ストのスクータのことね)
もっとも内燃機関を勉強している方には常識だ!と言われそうだが・・・
「チョーク」(CHOKE)
詰まらせる、ふさぐ、窒息させる
キャブレターの空気吸入量を少なくし混合気を濃くする
「スタータ」(STARTER)
起動器、始動機、競走に出る人
お猿さん等の4ストロークエンジンのキャブレタはキャブレタの吸入側で空気の吸入量を
制限して相対的にガソリンを濃くしているので「チョーク」
ツイン系やミニトレ等の一般的2ストロークエンジン用のキャブレタで採用している方式は
メインジェットと別系統のチョークバルブからガソリンを噴霧させるので「スタータ」
なぜ二種類が存在し、2ストと4ストで使い分けられているのかは、残念ながら僕の知識
では判断が出来ない。
でも経験では「チョーク」機能のついた2スト車をしらないし、「スタータ」機能のついた4スト
車も知らない。
もしかしたら気が付いていないだけ?
結果的にはエンジン冷間時に混合気を濃くしてやり、始動性を上げることが目的なことは
確かなんだが・・・
写真のキャブレタは「AS1」