抜けなかったオイルポンプが気になってしかたがない!
あんなとこ錆びるとは思えないし・・・
もしサビが原因だとしたら大変なことになっていそうだし・・・
クランクケースカバーを外したので、まずは内側のドリブンギアを外したけど、特に錆びている感じはなかった。
ためしにシャフトを押し出したら、意外と簡単にオイルポンプは取り外すことができた。
なんとなく拍子抜けした感じ?
もちろん抜けて良かったんだけどね。
シャフトのカラーがオイルポンプ本体と固着しているようだ。
プライヤーで回そうとしても全く動く気配がない。
それにしても、こんな形でオイルポンプを外したのってはじめてかも?
周りを観察して・・・
ここが嫌な感じ?
あいやぁ!
これくらい錆びていると間違いなくシャフトは抜けてくれない。
無理やり抜こうとするとオイルポンプ本体を痛めてしまうので、絶対に無理に抜いてはダメ!
面倒だけど耐水ペーパーで錆びている部分を研磨研磨研磨!
無事に抜けたんだけど・・・
あれ?
なにか部品が足りないような気がする?
周り止めのピンが片側しか入っていない!
これって抜け落ちるとは思えないんだが・・・
と言うことは、分解歴があるのか?
スプリングだけは両方に入ってた。
確かに片側だけでも機能的には問題はないと思うけど・・・
実はクラッチのセンターボスのナットが異様に緩かった。
そのかわり?プライマリードライブギアのナットは、ムチャクチャ固かったけどね。
ガスケットを剥がして洗浄したら、気持ちよく一体化しているように見えるなぁ
「うん、ボクここにいるよ!」ってパンちゃんみたいな感じ?
ふっふっふ
抜いてやったぜ!
どうやって抜いたかというと・・・
1:パーツリストで部品番号を確認する
2:HS1系と同じ部品番号であることを確認する
3:なんだ、いくらでもあるぢゃん! と安心する
4:強行手段に出る!
代わりの部品があるといっても、できれば無駄にしたくない。
万力で挟むことを考えて、ヤスリでHカットにしてみた。
この状態で万力にはさんで、オイルポンプ本体を回して外すことができた。
心配していたほどではなかったが、錆びは発生していたようで、微妙に太くなっていた。
ここまで何時間かけてるんだろうか・・・俺って
実は、他に伏兵も隠れていた。
右側クランクシールを抑えている金具の固定ボルトが緩まない。
M6のクロス頭で、微妙に回るんだけど、なんとなく「うにょ!」ってなりそうな雰囲気がするんだよね。
まさか、ここも交換歴があって、斜めに入れたなんてことはないだろうなぁ
この金具を外さないとオイルシールの交換はできないぞ!
さて、どうしたもんか?
YA0001