新しい図書館でやっと本を借りることができました。
7月1日にオープンしたのですが、なかなか行くことができず‥今日は銀行へ行った後にすこし時間がありそうだったので、返却本を持って、行ってきました。
月曜日なんだけど、オープンしているのですね~。私は「図書館のきまり」といのが全国規模であって、それによって月曜日は休館とすべし。って定められていると勝手に思っていたのですが‥。
中央図書館は駅からデッキ続きの、新しいビルの5階6階部分。片側半分が窓になっているので、とても明るく広々としています。中階段を使って6階へ行かれ、どうやら喫茶コーナー的なものも備わっているらしいのですが、まだそこまで探索はできませんでした。
本日の収穫というか発見は‥「ティーンズコーナー」と「子ども読書支援コーナー」。
「ティーンズコーナー」は中、高校生を対象としたもので、ヤングアダルトコーナーなんて名前がついてたりもしますよね。今さら珍しくもないのでしょうが、なにせ、旧中央図書館には、そういうコーナーどころか、たしかそれ用の棚もなかったような‥。なので私にとってはとても新鮮な場所でした。
磨りガラスで仕切られていて、ちょっと大人っぽい感じの椅子が何脚か置かれていて‥。あと何年かしたらそこに入り浸ることもできる私の娘が、またすこし羨ましくなりました。(私も制服姿で、友だちと一緒にそんなコーナーに寄ってみたかったなあ)
でも、本を借りるのに年齢は関係ないので、わあぁという気持ちのまま、そのコーナーから10冊選んで借りてきました。どなたが、この本は「ティーンズ」ね、とお決めになるのか知りませんが、絵本も結構あったし、へえこれも?と思うような本もありました。
次に「子ども読書支援コーナー」って何かしら? と思って覗いてみたら‥あまりの「充実」ぶりに驚きました。読み聞かせのすすめ的な本やら、わらべ唄、てあそびの本、「読み聞かせに向く絵本・110冊」が、すべてそこに数冊づつ揃えられていて‥。(今まで、リスト片手に「絵本の部屋」で探しまわっていたのにねえ~) 『季刊みづゑ』のバックナンバーだって、揃っているのです。娘の「図書館利用カード」を借りてきていたら、ここでも10冊借りてしまいそうでした。
そして、もひとつ、最後に驚いたのは、貸し出しの際にそれぞれの本のバーコードをピッとやらなくてもいいんですね~。大きくて、ちょっと厚みのあるマウスパッドみたいなやつの上に、本を数冊づつ置いて‥もうそれだけで、読み取ってくれるそうなんです。すごいですね~。(もしかして、他の自治体ではすでにこうなっていましたか?)
その昔はね、本の後ろに貸し出しカードを入れる袋がついていて、その中のカードに、自分の名前や日付を鉛筆で書き込む方式だったんだよって、語り繋いでいかないと、コンピューターがない時代にはどうやって本の貸し出しの管理をしていたんだろう、と思い出すことができなくなってしまいそうじゃないですか???
当然新しい本も多くって‥やっぱり新しい図書館はいいなあと思いながら帰ってきたのですが。もう、私がよく知っていた「図書館の匂い」はどこにもなかったことに、今気がつきました。
「ティーンズコーナー」からの10冊は以下の通りです。果たして2週間で全部読むことできるのでしょうか。(ちなみに今は娘から借りた『カスピアン王子のつのぶえ』を読んでるところです)
『西の魔女が死んだ』 梨木香歩
『風の誘い』 茂市久美子
『象の消滅』 村上春樹
『クリスマスの思い出』 T・カポーティ
『ズーム』 イシュトバン・バンニャイ
『アップルパイをつくりましょ』 マージョリー・ブライスマン
『あいうえお、だよ』 長田弘 あべ弘士 絵
『ブローチ』 内田也哉子
『ちいさいぶつぞう おおきいぶつぞう』 はな
『スクラップ帖のつくりかた』 杉浦さやか