前回のログをやっとまとめ終わったと思っていたら、もう半年近くが
たっていたことに驚きつつ。
年2回開催のうちの「2回目」のはじめましての絵本たちが、今週の水曜日に
ありました。
ナビゲーターはもうすっかりお馴染みになったとことこぺんぎん隊の
三蔵さん。(シトロンブックスのリアルシトロンが11月15日~21日
@阿佐ヶ谷で開催されます)
それでは、早速今回紹介してもらった本を、簡単な感想とともに
その1~その3に分けて、載せていこうと思います。
6月~11月まで発売された絵本が22冊、クリスマスのが7冊、
ポップアップ3冊、その他3冊の計35冊です。
与那国島の小学1年生が「慰霊の日」に朗読した
自作の詩に長谷川さんが絵をつけた絵本。
だから、本文はすべ安里有生くんの詩というわけです。
長谷川さんの、少年の絵って、いいですねー。表紙とタイトルみただけで
きゅんとなります。
ある町の、とある12人の1日の様子が細かく
描かれています。ちゃんと名前もかいてあって、丁寧にみていくと
おもしろいだろうなあと思いました。ちょっと欲しかったです。
1971年アメリカから出た絵本。
絵の感じが70年代って感じがして、ひどく懐かしいです・笑。
段ボール箱ひとつあったら、すごく遊べますよね。
とっても詳しく、そして具体的に宇宙や、ロケットのこと
なんかが語られています。宇宙服にはアメリカ製とロシア製の二つがあって、
アメリカ製のは、上下セパレートタイプだけれど、ロシア製はオールインワンで
背中にファスナーって、たしか書いてあったと思います。
そういうレベルで語られる宇宙って、とても身近な感じがしてきて、急に
この本が欲しくなりました。
以前福音館書店から出ていたものと
なかみは同じですが、表紙と、全体の形(大きさ)が変わっています。
題名からすると、この表紙のほうがふさわしいというか、ぴったりですが、
最初の、鷲(鷹?)が空を飛んでいる表紙も個人的には好きでした。
ロシアのわらべうたの絵本。
絵が、とてもいいですね~「さんびきのくま」の人の絵だとか。
4人の男性作家さんによる、絵だけですすんでいく
しりとりの絵本です。最初は簡単ですが、しだいに難しくなっていきます。
これでもか、というくらい、しりとりがエンドレスで楽しめるし、自分たちでも
絵だけでしりとりやってみよう、という気になるかも。
絵、語り口ともに、とってもオトナな絵本です。
余談ですが、昨日地元の図書館に行ったら、絵本コーナーではなく、
別の階の美術関連の棚のところにこの絵本が置かれていました。
いったい、この兄弟の「夏」になにが起こったのでしょうねえ。
怪談絵本シリーズ。
先日、新聞でも紹介されていました。恩田陸さんの文、というだけで、
それはこわいにちがいない、と思っていましたが、文よりも、絵の方が
こわかった。
アメリカの小学生は「ハイク」を使って
言葉をえらぶ勉強をするとかで、日本の俳句は「ハイク」として、
かなり親しまれているそうです。
この絵本は、小林一茶の生涯を、代表作を通して知ることができるとともに、
英訳されたハイク(もはや短い詩)と、さらにそれをわかりやすい日本語に
したものも載っているという、一度に3回くらいおいしい内容となっています。
絵が、やなぎむらシリーズの、カズコ・G・ストーンさん。
やなぎむらシリーズをこよなく愛するファンとしては、買わずにはいられない
1冊でした。
(その日の夜、この題名みていたら、瓜に対してもこんなに優しいんだ!と
一茶に感動してしまったのでした)
通常の鳴き声に飽きてしまった鳥たちが
独創的な鳴き声で次々鳴き始めるというお話。
カラスよ、ついにおもえもか・笑。
※その2、その3に続きます