7月14日金曜日は1学期最後の読み聞かせ当番でした。
自分のこどもが卒業してしまうと、「学期」で
1年を区切っていくことがなくなるので、たまに
新鮮に感じます。。。
この日は3年生のクラスで、2冊読みました。
最初は決まっている「届ける絵本」
貰ったのか、古本をどこかで手に入れたのか
経緯は忘れてしまったのですが、気が付いたら家にあって。
すこし前にサブ本として、5年生のクラスで読んだことが
ありました。
絵本(のおはなし)は、表紙の絵から始まっていることが
わりとよくありますが、この本はその「見本」のようで‥
表紙で、主人公のトミーが【げんきなはちうえよいしょくぶつ】
というタイトルの本を読んでいて、ページを開くと、
玄関の呼び鈴を押そうとしているところの絵があって、
まためくると、今度は見開きで、玄関から出てきたご婦人から
トミーが預かった(と思われる)鉢植えを両手に抱えている
絵が描かれています。
そして、次のページからやっと文章が登場‥。
(家でこどもに読んであげていたら、きっと、表紙から
適当におはなし付けて楽しんだだろうと思いました。)
1950年代後半~60年代のアメリカの暮らし。。
子どもの頃、『奥様は魔女』のテレビドラマに出てきたような
服を着ていたり、家具があったり‥で、個人的にはとても
興味深かかったです(笑)。
3年生は、植木を預かることでお金をもらう、という発想に
すこし驚いているようでした。日本ではこういうアルバイトの慣習、
ないですものねー。
7~9分くらいで読み終わってしまうので、他のクラスへ行った方も
皆サブの絵本を用意していました。私はひさしぶりに、こちらを
読みました。
『はちうえは~』を知っている子はひとりしかいませんでしたが、
『わたし』知ってる人?と訊いたら、半分くらいの子が反応して
ました。もっと下の学年か、あるいは幼稚園の時などに読んで
もらったことあったのかな。
きりんからみれば「ちび」
ありからみれば「でか」
のところが、やはり一番受けてました。
(いつどこで読んでも、たいていこの箇所で皆笑います)
小学校からの帰り道、私の「わたし」をひとりでやってみました。
わたし
むすめから みると おかあさん(ママ)
いもうとから みると おねえちゃん
‥という具合に(笑)。
固定されない、いろんな私が居るといいなと思いながら。。。