今度はおもにこの1ヵ月半の本のはなしです。
読む本が手元にないわけではないのに、地元の図書館が休館!
というのが、じわじわ自分の中でダメージ?というか、負の感情の
芽生えになってきていることに気づきました。
ここの冒頭にも書きましたが、図書館が休みだとつまんない!!のです。
でも気を取り直して、娘が買って自分では読んでいなかった本を
読んでみることにしました。最初はこちら。
江國さんの本はずいぶん読んだつもりでしたが。
娘が買ってきた時に「こんなのもあったんだ」ノーマークだったな
という気持ちと、「へえ、エクニカオリ選んだんだー」大きくなった
なー(笑)という気持ちがしました。
2007年出版ですが、納められている短編の中には、ずいぶんむかし、
デビュー後すぐくらいに書かれたものもありましたし、
あの『きらきらひかる』の十年後が書かれたものもありました。
(図書館がやっていればここで『きらきらひかる』を借りて
読みなおすところだったのにー)
透明で傷つきやすかったり、ちょっと風変わりに思えたり、
一見そうみえるけど、でもすごくまともだよね、という人たちも居る、
江國作品の片りんがすでに見え隠れしている作品集っていう感じでしょうか。
私は前述の『きらきらひかる』から『落下する夕方』『神様のボート』とへと
読み進め、家族が描かれている『流しのしたの骨』とか、『抱擁、あるいは
ライスには塩を』とか、『彼女たちの場合は』が好きですが、娘の読書は
次はこれを、と進んでいかないところが逆にすごいなと思ってしまします笑。
次はこちらの3冊をいっきに。
前々から読みたいなあとは思っていて、でも家にあるからいつでも
読める、と思っていた本だったので、こういう機会に読むことが
できてよかったです。
高校で初めて短距離を始めた男子が主人公で、1年生から3年生の最後の
大会までが描かれています。
予想通り?こういう話は、自分の好きな種類のはなしでしたし、
高校の同級生の陸上部の人たちが、なんで男女の中があんなに良いのか
やっとわかりました(笑)。
練習の仕方が、他の運動部と違いますもんね、陸部は。
高校2年の時の体育祭で、100m走の選手として出たことがあり、
隣を走っていたのが、何部の人だったか、忘れてしまいましたが、
きれいで足が速くて、たぶん3年生で、運動部の誰もが名前を知っている
ような先輩だったのです。
わたしはその時すごくスタートがよくて、その先輩にもしかして
勝てる?と思ったことを覚えています。
100mという距離がとても長く感じたこととともに。
『一瞬の風になれ』で、何度も何度も100mを走る描写が出てくるのですが
そのたびに、その時の気持ちが思い出されて、ああ、短距離ランナーって
すごいなあと思ったのでした。
そのあとには、近所の読書仲間(かな?)から「好きそうな本だから」と
手渡されたこちらを読みました。
はい、その通り。好きな種類の本でした。
江戸時代の参勤交代のはなしですが、前述の『一瞬の風になれ』に
通じるような「走り」に関するエピソードもあったりして、
面白かったです。ちょうどゴールデンウィークの頃に読んでました。
そのころ、FBで「7日間ブックカバーチャレンジ」というのがあって、
下記7冊をあげました。なぜその本なのか、を思い出すよい機会でした。
1冊目 オキーフの家
2冊目 遠い太鼓
3冊目 クレーの絵本
4冊目 サイダーハウス・ルール
5冊目 ベンジャミン・バトン
6冊目 アメリカの61の風景
7冊目 巨大なラジオ/泳ぐ人
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