もう1週間も前になりますが、公開をずっと楽しみにしていた映画を、
上映期間終わり近くになって、やっと観に行くことができました。
ロックミュージシャンであり、詩人であり、最近では活動家とも
言われている、パティ・スミスの11年間を、写真家のスティーブン・セブリングが
カメラを自らまわし続けて撮った、ドキュメンタリー映画です。
patti smith dream of life
ライブでのパフォーマンス、舞台裏での表情、インタビュー、家族との時間、
両親の家、日本へのツアー、尊敬する詩人の墓前で‥
膨大なフィルムは、撮り終えたのち、2年間をかけて編集され、パティ自身の
即興のナレーションがつけられて、完成作品となったそうです。
飾らない自分とか、ありのままの私とか、そういう言葉って、口に出したり、
文字にしたりすると、あまりにもカンタン過ぎるなあと思えてきます。
なりたい私になる、も、私らしく生きたい、も、なんだか風に吹かれて
飛んでいってしまいそうです。
むかし、20代の頃、今の自分の年齢の女性たちが、ひどく大人に
思えたものでした。
あれから20年以上がたち、その時憧れていた人も60代‥
私の気持ちは、固まったところもあれば、その周りで、いまだふわふわしている
ところもあって。
こういう映画に共鳴するのは、ふわふわなところなのかといえば、そうでもなく、
私の中の固く踏みしめられたところに、じーんと深く、音や言葉が染み込みます。
好きなシーン、印象的なシーンはいくつもありましたが、パティが部屋の中で
自分の大切にしているものを、ひとつひとつカメラの前で、見せていくところが一番よかった。
息子が小さいときに着ていたシミだらけのTシャツ。
親友であり恋人でもあったロバート・メープルソープから貰ったタンバリン。
ペルシャの骨董だという小さな壺(壜?)から出てきたのは、
なんとロバートの遺骨でした。
「どこへでも持っていかれることができるから、これはとてもいいアイデア」と言ってましたね‥
メープルソープとパティ・スミス。
私は最初に「セット」で、知ったので、もっともっと映画の中で、彼についての
思い出が語られることを期待していましたが、出てきたのはタンバリンと
ペルシャの壜と、彼が撮った昔々のパティの写真‥くらいだったでしょうか。
記事を書く前に、検索したブログを色々読んでいたら、今のボーイフレンドは、
20歳くらい年下らしい、と書いてあるのを見つけました。
かっこよすぎるな。
プラダとコムデギャルソンの服が似合う60代に、私もなっていきたいです。
このアルバムのジャケット写真を
撮ったのがメープルソープ
「twelve」というカバーアルバム。
何も知らないで買ったのですが、このタンバリンが、メープルソープから
貰ったタンバリンだったのでした。
上映期間終わり近くになって、やっと観に行くことができました。
ロックミュージシャンであり、詩人であり、最近では活動家とも
言われている、パティ・スミスの11年間を、写真家のスティーブン・セブリングが
カメラを自らまわし続けて撮った、ドキュメンタリー映画です。
patti smith dream of life
ライブでのパフォーマンス、舞台裏での表情、インタビュー、家族との時間、
両親の家、日本へのツアー、尊敬する詩人の墓前で‥
膨大なフィルムは、撮り終えたのち、2年間をかけて編集され、パティ自身の
即興のナレーションがつけられて、完成作品となったそうです。
飾らない自分とか、ありのままの私とか、そういう言葉って、口に出したり、
文字にしたりすると、あまりにもカンタン過ぎるなあと思えてきます。
なりたい私になる、も、私らしく生きたい、も、なんだか風に吹かれて
飛んでいってしまいそうです。
むかし、20代の頃、今の自分の年齢の女性たちが、ひどく大人に
思えたものでした。
あれから20年以上がたち、その時憧れていた人も60代‥
私の気持ちは、固まったところもあれば、その周りで、いまだふわふわしている
ところもあって。
こういう映画に共鳴するのは、ふわふわなところなのかといえば、そうでもなく、
私の中の固く踏みしめられたところに、じーんと深く、音や言葉が染み込みます。
好きなシーン、印象的なシーンはいくつもありましたが、パティが部屋の中で
自分の大切にしているものを、ひとつひとつカメラの前で、見せていくところが一番よかった。
息子が小さいときに着ていたシミだらけのTシャツ。
親友であり恋人でもあったロバート・メープルソープから貰ったタンバリン。
ペルシャの骨董だという小さな壺(壜?)から出てきたのは、
なんとロバートの遺骨でした。
「どこへでも持っていかれることができるから、これはとてもいいアイデア」と言ってましたね‥
メープルソープとパティ・スミス。
私は最初に「セット」で、知ったので、もっともっと映画の中で、彼についての
思い出が語られることを期待していましたが、出てきたのはタンバリンと
ペルシャの壜と、彼が撮った昔々のパティの写真‥くらいだったでしょうか。
記事を書く前に、検索したブログを色々読んでいたら、今のボーイフレンドは、
20歳くらい年下らしい、と書いてあるのを見つけました。
かっこよすぎるな。
プラダとコムデギャルソンの服が似合う60代に、私もなっていきたいです。
このアルバムのジャケット写真を
撮ったのがメープルソープ
「twelve」というカバーアルバム。
何も知らないで買ったのですが、このタンバリンが、メープルソープから
貰ったタンバリンだったのでした。
本当にOFFな感じのパティが見れて、不思議な感じの映画でした。
「twelve」のジャケットのタンバリンの謎が解けましたね。
コメントどうもありがとう。
>公開2日目の平日に行ったのに満員
そうだったんですか!?
私たちが行った日は、20人くらいしかいなくて、
しかもそのほとんどの人が「ひとり」で来ているのが
印象的でした。
パイン・ヤングさんは、フジロックで、パティ・スミスの
ステージを観たことありますか?
今年も来ていたみたいですよね?
すこし前に深夜のテレビでやっていたのを
さっき録画で観たところなんです。
年齢不詳ですね~
パティの出演したフジロック2001年と今年の両方に現地まで足は運んでいたのに、見れていないのです。今年は、忌野清志郎 スペシャル・メッセージ・オーケストラを見ることだけに集中していたので…。残念です。
>忌野清志郎 スペシャル・メッセージ・オーケストラ
録画で、観ました。
あの大勢の中に、パイン・ヤングさんたちも
居るんだなあと思いながら観ましたよ。
今週末からの吉祥寺バウスシアターこそは!!行ってきます!
お返事も出せていないのですけど、
先日はありがとうございました。
とってもうれしかったです。
月末までちょっぴりひまなので、
また覗きにきますね☆
miyacoさん、この映画観たかなと思っていたのです。
で、カードにそのこと書けばよかった、と
投函してから思ってました。
今度は吉祥寺でやるんですね~
よかった、まだチャンスがあって。
miyacoさん、観た方がいいと思うな。
観てきてね。