今日は今年になって初めての、読み聞かせの当番日でした。
4年生のクラスで、2冊読んできました。
最初は、ひつじ年ということで、この絵本を選びました。
あの、誰もが一度は歌ったことがあるにちがいない「メリーさんのひつじ」♪は
実話が元でできた歌なんですよ、というのが書かれた絵本です。
お話はわりと長くて、ゆっくり読むと10分くらいはかかりました。
途中飽きてしまうかなとも思い、導入とエンディング以外は、わりとさくさく
読み進めていきました。
生まれたときから面倒をみてきたメリーのこひつじは、メリーのよき友達となり、
メリーがどこへ行くにも後追いをします。
学校へも例外ではなく、付いていってしまい‥メリーの椅子の下に隠れて
いるのですが、メリーが指されて、教室の前で暗唱しているのに気が付くと
コツ、コツ、コツと足音をたて、椅子の下から出てきてしまいました。
ちょうど授業参観にきていた人がその様子をとても気に入り、詩にします。
翌日、また学校へ行き、メリーに手渡したその「詩」が、メリーさんのひつじの
歌詞になっていった、という内容です。
まあ、歌詞から想像するに、そんなおはなしですよね?
この絵本、絵がとてもいいなあと思いました。
ところどころに、見開きいっぱいに絵だけのページが入っているのです。
たとえば、メリーが動物たちの小屋をまわっているところとか、たとえば、
メリーの家の台所とか。
そこだけ見ていても、「大草原の小さな家」ファンにはたまらない感じです・笑。
そして、この絵、誰かに似ている、と思っていたら、なんと作者のウィル・モーゼスは
グランマ・モーゼスの曾孫さんなんだとか!
フォークアートの伝統をしっかり受け継いでいます。
もう1冊は、もうすぐ2月→2月いえば節分→節分といえば「鬼」、ということで
おにが出てくる絵本を読みたいと思い、この絵本にしました。
学校で読むのは久しぶり、と思っていたのですが、もしかしたら、
初めてだったかもしれません(過去ログがこのブログに載っていなかったので)。
だいくとおにろくのやりとりがおもしろい本なので、できるだけゆっくりと、
ゆったりとした気持ちで読みました。
おにの名前を当てないと、目玉を取られてしまうだいくは、山の中を
さまっている中で、偶然子守唄を耳にします。
はやく おにろかぁ めだま もってこばぁ ええ なあ
本文に 「こもりうた」と書いてあるのですから、ここはやはり歌う?と思い、
適当な節をつけて歌ってみました・笑。
他のクラスでも、だいくとおにろくを読んだ人がいて、その方の
「こもりうた」も聞きましたが、私とはぜんぜん違っていて、
とてもおもしろかったです。
と、いうわけで、今日は「メリーさんのひつじ」とおにろくの子守唄、
朝から2曲も歌ってしまいました・笑。
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