18日の日曜日に、娘とファッションショーを見に行きました。
保育園時代に仲良かった友達が、今年の年賀状で招待してきたのです。
小、中、高校と全然行き来がなかったのですが、年賀状に描いてあった
その子のデザイン画をみて、娘が行きたいと言いだし‥、前日にもまた
ラインでお誘いがあったので。
県立高校の服飾科に通う3年生の、卒業記念のショーという位置づけでした。
正直言って、お付き合い程度というか、小さい頃にはよく遊んでいた子が、
どんなふうな18歳になっているのかなあぐらいの気持ちでした。
ファッションショーというものを、ちゃんと見たことがないので‥テレビとか映画とかで
その一部をやっているのを見た程度‥その高校生のショーが本格的なのかどうか、
本物はそんなもんじゃないのかなどなどわかりませんが、1時間くらいのそのショー、
なかなか見応えがあって(なにしろ飽きるということがなくて)、いろんなこと想いました。
35名くらいの一クラス全員で、まずショーのテーマを決めて、それにそった
デザイン画を2枚づつ描いて、その後、各担当を決めていく‥そんな流れ
だったのかなあと推測しますが。
舞台も、照明も、音楽も、ナレーションも、モデルも、もちろん服の製作も、自分たちで
あれこれ考えていく作業は、きっとやりがいがあって、楽しかったことでしょう。
(娘曰く、クラス全員が同じ部活に入っているみたいなもんだよねー)
16歳から18歳までの3年間、専門的な道を選ぶのも、それはそれで
よいものかも、と思ったり。
いやいや。普通科で、何の役にたつんだろう数学って、とか思いながら、
予習したり、部活やったり、ほかの部の応援に行ったり、する3年間もいいよね、
と思ったり。
その日は、ちょうどセンター試験の2日目だったので、ここでこうしてショーを
開いているということは、この高校の(少なくともこのクラスの)生徒は誰も
センター試験を受けないということなんだ‥と思ったり。
娘も、自分が通う普通科高校との違いを(良くも悪くも)感じたようで、
早くから目的を持ってそれに向かうのはすごいねーとしきりに言い、
でも、大学進学を選び、センター試験で頑張っている同級生のことも気に
かけていました。
いろんな18歳が居ること、実感できたことでしょうね。
ショーのエンディングで、モデル以外の子も、それぞれ担当別に舞台で
紹介されたのですが、娘も私も、保育園時代の友達を見つけられず‥。
終了後、舞台近くに居た、彼女のお母さん?と思われる人に声をかけてみて
やっと、友達と会うことができました。
12年ぶりの再会!と、ほんとにショーを見に来てくれたことが嬉しいと
手放しで泣かれたことに、娘も感激して‥とっても嬉しそうでした。
行ってよかったです♪
他にもわたし‥洋服っておもしろいなあと、素朴に、素直に思いました。
絵画でも、彫刻でも、写真でもなくって、人が着ることが大前提で。
でも、顔が見えなかったり、手が出なかったりの服もありましたが、それでも、
機能的でないことで、あえて何かを主張しているように見えたり。
体の動きに合わせて、いろんな表情も出るし。もっとそういうもの見たくなりました。
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