12月14日(金曜日)は、今学期最後のお当番でした。
2年生のクラスです。
たしか去年も、2学期最後は2年生のクラスで、この絵本を選びました。
片山令子文、片山健絵の 『もりのてがみ』です。
来年になったら、必ずこの本は買おうと、そのとき心に決めたのに
結局今年も図書館で借りてきて、読みました。
どんなお話かは、昨年書いた記事があるので、よかったら★をみてください。
夏に、片山健さんのお話を聴くことができ、そのときに、<眉ぶとさん>
のことはお尋ねすることができたのですが、 『もりのてがみ』の中で、
ひろこさんが書いているお手紙の文字のことを伺えばよかったと、
悔やんでいます。
ひろこさんの文字は、ほんとうに6歳ぐらいの女の子が、
丁寧に書いた文字みたいにみえるんです。
(片山さんがこどもの文字を真似て書いた直筆かなあと想像してるのですが)
そばに描いてある切手の絵とか、とかげの絵とか、女の子の絵とか、
そんなのは、もちろん片山さんが描いたのだろうけど、もしかしたら、
片山さんちのお嬢さんが、小さいときに書いた手紙がとってあって、
それを見ながら描きました、なんて貴重なエピソードがあったりして、と
ひとりで考えてはにやにやしています。
それくらい、もりのてがみの中の、ひろこさんの手紙は、魅力的です。
手紙って、(あたりまえのことだけど) 誰かが読んでくれる、誰かに読んでもらう
という大前提がありますよね。なにが素敵って、それがいちばん素敵なことです。
ひらきよみの最後に、「クリスマスまでもうすこしなので、みなさんも
忘れずにサンタさんに手紙を書いてくださいね」と言ったら、
「もう書いちゃった」という声が多かった2年生。
このこたえが聞きたかったから、 『もりのてがみ』を選んだのかもしれません・笑
手紙といえば、荒井良二さんの新しい本で、『ぼくのおとぎ話からの手紙』
っていうのが11月に出ましたよね。先日、ことり文庫さんの店内で、ちらっと
見てきたのですが…やっぱり、欲しい♪です。
4月からはじまって、3月まで。(なんか学校みたいですが)
ぼくのだいじにしているものへ、ぼくが書いた手紙です。
どのページも、おしまいのことばは、ぼくより。
私も、身近な人や身近なものや、来年やってくる来年のわたしに
てがみが書きたくなりました。
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