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絵本の話を中心に、好きなもの、想うことなど。

SPITZ SUMMER 2019

2019-09-06 16:58:39 | 好きなもの・SPITZ
スピッツには、スピッツ主催のレギュラーイベントというものが3つあって。
ロックロックこんにちは!@大阪
ロックのほそ道@東北
新木場サンセット@新木場スタジオコースト

ツアーが行われていた例外の年を除けば、夏にあるのはだいぶ前から知っていたのですが、

今までは参加に対して弱腰(笑)でした。その理由は、新木場以外は遠い!ということと、

オールスタンディングだから。でも、昨年ゴースカに一人で参加したことで、ちょっと自信が

ついたのと、今年の東北の会場は仙台だし、日程も土日なので、しかも10周年記念で会場が

だいぶ広いアリーナということもあって、思いきって申し込んでみました。

運よく、仙台の土曜日と、新木場の1日目に当たり、なんと1週間のうちに2度もスピッツの

ライブに行かれる!!という幸運に巡りあえたのでした。

 

ロックの細道@ゼビオアリーナ仙台  8月31日土曜日こちらへは、娘と行ってきました。







仙台には土曜日の昼頃に着き、娘は親友のKちゃん(4月から仙台勤務)と、ランチに行ったため、
私はひとりで、ランチ~散歩と仙台の街歩きを満喫し、夕方16時開場17時開演のアリーナへと
向かいました。

Oブロック3ってどのあたりなのか、下調べが不十分でしたが、アリーナの4つあるブロックのうち
前から2つ目の右側‥わりとよい感じで見えました。

フラワーカンパニーズ・My Hair is Bad・秦基博・スピッツ の順番で、セトリはこちらに


フラカンはスピッツと仲の良いグループなので、曲も数曲知っていて‥『深夜高速』が1曲目
だったのが嬉しかったな。『真冬の盆踊り』とか初めて聴いたけど、なかなかの盛り上がりで
楽しかったです。

マイヘアは、少し前の「ロック大陸漫遊記」でかかっていた『君が海』がすごくよい曲で、
わたし的に大注目バンド。若いっていいなあと笑、聴きながら体揺らしながら素直に
思いました。精一杯歌って、精一杯演奏していた。

秦さんを聴くのは、私は2度目で‥最初はだいぶ前の亀田さん主催のイベントで‥。
歌が上手いのはもちろんだけど、ギターが上手いなあとすごく思って、ひとり演奏でも
こんなに聴かせることができるってすごい、と思ってました。

そしてお待ちかねのスピッツ。
セトリは、RIJFの時と同じかなーと思っていたら、最初の2曲は変わっていて‥
『クリスピー』ライブで聴いたの初めてかも♡ のしあわせを噛みしめていたら、
2曲目は『さわって・変わって』。この歌ものすごーく好きなんです。
おまけに出だしの「てんじんえきのかいさつぐちで~」ってところを、
「せんだいえきのかいさつぐちで~」って替えて歌ってくれたので、会場からは
おおっ~だったか、きゃぁーだったかの歓声も。

そのあとはRIJFと同じ順番で‥そしてカバー曲の『前前前世』。
フェスの時の方が周りがわぁ~とどよめいたように思えたのは気のせいか‥?
あの時ほどつめつめ混みこみではなかったので、手拍子等のびのびできました。

そしてアンコールではなんと『オケラ』。かっこよかったなーーーーーーー。
(もう1曲は『海とピンク』)



新木場サンセット 2019 @新木場スタジオコースト  9月4日(水曜)




1日目のラインナップは、THE BOWDIES・T字路s・SHISYAMO・ハンブレッダーズ・スピッツ

私は、スピッツとSHISYAMO以外は、初めてのバンド(ユニット)ばかりなので楽しみに
してました。

スタジオコーストは昨年10月のゴースカ以来。フロアの感じもなんとなくわかってはいたものの、
でもとっても緊張してました。いろんな点で(電子チケットとかも含め)。
真ん中よりすこし後くらいの整理番号で入場したけど、フロアの真ん中からすこし左後ろくらいの
場所がとれて、T字路sまではいい感じで楽しんでいたのですが‥それから少し押され、
バンブレッダーズ終了の時にはハンパなく押され、押し返され‥ああこういうのをモッシュって
いうのかなーと思いました。人生初モッシュ体験。(終電間際の埼京線車内って感じかな笑)

ゴースカの時だって、こんなふうにならなかったのに、いったい誰が、誰のせいでこんなふうに
なってしまうのかなーと。フェスの時や先週の仙台のアリーナに比べて、この日はいわゆる
若者男子が多かったからかなと分析してみたり(笑)。
マサムネさんもステージからみてて、絶対にあぶないと思ったはずで、1曲目が終わったときに
リーダーが「みんなとりあえず1歩下がろうよ」と声かけたくらいでした。


この日の他のバンドの(私の)感想は、どれ方たちも音にすごく厚みがあったなーということ。
(セトリはこちら

仙台の時はマサムネさんも、「今日のボーカルはみんないい声揃いだったね」と言ってたように、
その歌声が印象に残ったけれど、新木場はとにかく音が心臓に響いた感じかな。
でもT字路sのボーカルの、喋っているときはフツーの声なのに、歌いだしたとたん、和製
アレサフランクリン的なブルースな歌声は凄かったですねー。
それとSHISHYAMOのボーカル&ギター(朝子ちゃん)は、すごく上手いなと感心しました。
歌もいいよね~若かったらきっと好きになってたな(笑)。

マサムネさんもSHISYAMOはすごく年下だけど、「SHISYAMO先生と呼びたいくらい」って
言ってて‥なんかわかるなあと笑。

そうそう1曲目にスピッツの『ベビーフェイス』をカバーしてて‥その曲は自分たちが
生まれた1994年の曲だからって、ツイッターに書いてました。びっくり。
そういえば、ハンブレッダーズに対しては、「自分たちが若かったら一緒にツアー回ろうよって
言いたくなるバンド」って(マサムネさんが)言ったら、「でも実際は彼らのおとーさんと
俺らは同じ年」ってリーダーが言ってました。

そういう若いバンドの方々が、「スピッツ先輩」とか、「スピッツに呼んでもらって本当に
嬉しい」とか皆口々に言っていて‥でも「先輩」のスピッツの方々は、全然えらぶっても
大人ぶっても偉そうにもしていなくって、いつもと同じように歌って演奏しているのが
とてもとても好感が持てるのでした。

そもそも、レギュラーイベントに行ってみたいなと思ったのは、スピッツが自分たちの
聴いてみたいバンドを呼んで、自分たちもそのバンドを楽しみながら、そして気分も
盛り上がりながら演奏するところをみてみたかったのです。
でも、そういうポイントから言うと、フェスの時はよそよそしいかと言えばそういう
わけでは決してなく、ライブハウスではわりと慣れ合い的なムードになるかと言えば
決してそんなふうにはならず、ひたちなかの空の下でも、仙台のアリーナでも、
新木場のモッシュの前でも、スピッツはただ唯一無二のスピッツなのでした。

この日のセトリは、1曲目が『ハイファイ・ローファイ』。仙台よりは1曲少なくて、
9曲目で『涙がキラリ☆』。アンコールは『オケラ』と『海とピンク』。

RIJFの1曲目が『海とピンク』だったので、1周ぐるりとめぐって帰ってきたみたいな
気持ちになって‥ああ2019年の夏は海とピンクで始まって、海とピンクで終わったなと
思いました。


思い出しついでの余談ですが‥今年の夏のカバー曲『前前前世』。
とってもよくて、3回も聴くことができたのはとってもしあわせなことだなーと思って。
そして、ひたちなかでは気づかなくって、2度目の仙台で気が付いたのですが、
曲の終わり近くで「おーおお。おおおおーお」的な、コーラスを、リーダーとテツヤの
二人がつけるところがあって、そこがね、とっても微笑ましいというか、カバーならでは
というか‥(笑)
スピッツの曲では、まずそんな光景自体見られませんからね~なんかとっても貴重だ、
と思いました。


 

 

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