近所の庭の凌霄蔓(ノウゼンカズラ)が目立ってきました。毎年壁一面花が咲き、見事。楽しませていただいています。それにしても難しい漢字…二度と使わないかも。これを調べていたら、昨日掲載したなぞの花はノウゼンカズラのピンクだとわかりました。ピンクの方が小ぶりでおとなしめ、随分印象が違います。同じ種類に見えない。でも、名前が分かってすっきり
今朝はすごい雷雨でした。今日は子育てサロンの日。おかあさんたち出られないよね。
でも、ひょっとして来る人がいたら、その人は絶対に必要な人だから、閉められない。3年前にも一度、暴風雨警報で一組やってきました。覚悟していると、うそのようにあがって、9時から準備。10時にはいつものお母さんたちでいっぱいでした。
今日は、7ヶ月から11ヶ月の子どもたちが、大勢。それから、2歳と、3歳が三人。
子どもたちは、手遊び歌が大好きです。どの子も、好奇心いっぱいのきらきらする目で手の動きを追っています。
私は子どもがその年のころは、とにかく美しいもの、いいと思うものだけを子どもに与えたくて、がんばっていました。それは不可能なことなんだけれど、自分の中では、「私の子にだけは絶対そうしてあげる。」と、思いつめていました。だって、こんなにかわいい天使のように無垢な存在なんだからと。
案の定、無理がたたって、破綻してしまいました。
「うそついたら、あかんなあ。」
子どものためなんていいながら、結局、自分の子どもが人の子より抜きん出て素晴らしい子になるとか、子どもの頃、欲しかった夢を子どもを使ってかなえようという、自分の欲望からでたのであって、そこにいる現実のこどもが、何を欲しがっているかなんてほとんど考えてもいなかった。
でも、一生懸命でした。とにかく一生懸命でした。息詰めて、必死。そのとき、「大丈夫。そんなにがんばらんでも、ちゃんと育ってるよ。」って近所のおばちゃんに言ってもらえたら、子どもも私ももうちょっと早く、楽になれていたかも。
サロンに来るとそんな近所のおばちゃんに出会えます。
手遊びの一つも変な音程でへたくそに歌っても、その暖かさで子どもはきっとちゃんと育つよ。
ちょっとばかり、間違っても大丈夫。その分子どもはキャパの広い人間に育つよ。
サロンで一緒にあそびましょう。