音楽の喜び フルートとともに

フルート教室  久米素子 松井山手駅 牧野駅 090-9702-8163 motokofl@ezweb.ne.jp

テレマンの縦横協奏曲

2021-10-11 22:33:18 | 名曲
里山は稲が実って、稲刈りの季節。

稲を刈った後

野焼き。
フルートは昔はフルートトラヴェルソ(横にしたフルート)と言って笛と言えばと言えばリコーダーのことでした。

フルートトラヴェルソ

長く存在しているにも関わらず、この二種類の楽器の合奏曲はあまり見当たらず。

同じような音域、音色なのでどちらも同じ楽譜で演奏していたのであえて指定がなかったのかも。

現存するテレマンの12の無伴奏ファンタジーなどは何曲かはリコーダーのために、何曲かはトラヴェルソのために作られたけれど、現在では、リコーダー奏者もフルート奏者も大切なレパートリーにしています。

その稀なる合奏曲がゲオルグ フィリップ テレマン(1681-1767年神聖ローマ帝国)

が作曲したものがあります。
この人は1700曲以上の曲を残しました。
楽譜の予約販売をして、人気でした。
隔週の購読誌を販売もして、前半を今週販売して後半は次の号でというやり方をしていました。

本当に人気があって、忙しく、テレマンが断った仕事にバッハがつくということもありました。

テレマンはとにかく現世の人々と交流し、流行を読み、楽しんだ人のように思います。86歳で亡くなるまで作曲をしていたそうです。

テレマンの縦横協奏曲TWV52-e1第4楽章