昔、飼っていたセキセイインコの好物でした。
アカバナルリハコベ。
よく採って来てはあげていました。
ハコベ。
本当はコハコベと言うそうです。
昔は街中でも隙間が有れば咲いていました。
調べてみると、人間も茹でて食べていたそうです。
柔らかくて美味しそうだったもの!
食べてみればよかった。
The scarlet pinparenel 「紅はこべ」は、1905年
パドネル オクツィ
(1865-1942)の歴史ロマン小説です。
ハンガリー出身でイギリスで活躍しました。
ハンガリーの由緒のある男爵家に生まれました。
パドネルは男爵の意味です。
父は指揮者のフェリックス オルツィ男爵、母はワォス伯爵家の出身でした。
子どもの頃、リスト、ワグナー、マスネに接して過ごしました。
1867年小作人の反乱が起こりブタペストに移住。
ブリュッセル、パリで教育を受け、ロンドンのヘザリー美術学校に入学。
モンタギュー バーストウと知り合い結婚します。
結婚後、小説を書き始めますが売れず、「紅はこべ」を夫と劇化して上演。
大好評をはくし、四年間のロングラン。
小説化の依頼が殺到します。
「紅はこべ」シリーズとして10年以上の作品になりました。
「紅はこべ」は
1792年フランス革命の最中、理不尽な理由でギロチンに送られる貴族を救い、イギリスへ亡命させる一団が現れます。
犯行時に残される紋章から「紅はこべ」と呼ばれるようになります。
アカバナルリハコベ。
ブロードウェイで劇化されたり、ミュージカルになったり、宝塚歌劇になったり、今に至るまで人気が続いています。
優雅な幻想交響曲の舞踏会が使われています。それが革命歌「マルセイエーズ」によって、かき消されます。