音楽の喜び フルートとともに

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紅はこべ

2021-10-30 21:57:17 | 音楽
昔、飼っていたセキセイインコの好物でした。
よく採って来てはあげていました。

ハコベ。

本当はコハコベと言うそうです。
昔は街中でも隙間が有れば咲いていました。
調べてみると、人間も茹でて食べていたそうです。
柔らかくて美味しそうだったもの!
食べてみればよかった。

The scarlet pinparenel 「紅はこべ」は、1905年
パドネル オクツィ



(1865-1942)の歴史ロマン小説です。

ハンガリー出身でイギリスで活躍しました。

ハンガリーの由緒のある男爵家に生まれました。
パドネルは男爵の意味です。

父は指揮者のフェリックス オルツィ男爵、母はワォス伯爵家の出身でした。

子どもの頃、リスト、ワグナー、マスネに接して過ごしました。

1867年小作人の反乱が起こりブタペストに移住。

ブリュッセル、パリで教育を受け、ロンドンのヘザリー美術学校に入学。
モンタギュー バーストウと知り合い結婚します。

結婚後、小説を書き始めますが売れず、「紅はこべ」を夫と劇化して上演。
大好評をはくし、四年間のロングラン。
小説化の依頼が殺到します。
「紅はこべ」シリーズとして10年以上の作品になりました。

「紅はこべ」は
1792年フランス革命の最中、理不尽な理由でギロチンに送られる貴族を救い、イギリスへ亡命させる一団が現れます。

犯行時に残される紋章から「紅はこべ」と呼ばれるようになります。


アカバナルリハコベ。

ブロードウェイで劇化されたり、ミュージカルになったり、宝塚歌劇になったり、今に至るまで人気が続いています。

優雅な幻想交響曲の舞踏会が使われています。それが革命歌「マルセイエーズ」によって、かき消されます。