音楽の喜び フルートとともに

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ふたごの兄弟シューベルト

2021-11-18 22:28:17 | 名曲
里山の池はブルーギルが占領しています。

100均の釣り具でブルーギルを釣りました。

私はお花を探していました。

ヨメナ…ノコンギクかも?

フランツ シューベルト(1797-1828年)

神聖ローマ帝国オーストリア公国リヒテンタール生まれ、オーストリア帝国ウィーン没
1820年に上演したオペラ「ふたごの兄弟」は、生前上演された数少ないシューベルトのオペラの1つです。

ホフマンのフランス喜劇「二人の恋」の台本により、1幕45分


田舎の18歳のむらむすめリースヒェンは恋人のアントンと結婚することになり、二人は幸福感でいっぱいです。

朝食の用意をしていると、フランツ シュピースという男がやって来て、18年前リースヒェンの父と娘との婚約をした。約束を履行してくれと言い出します。

拒否しても聞かず、
役所に預けてある委託金を受け取ったら結婚するようにといいおいて出ていってしまいます。

役所では村長がフリードリヒ シュピース、死んだと思われていたフランツの双子の弟に出会い、フランツと勘違いして朝食を振る舞っています。

そこへ リースヒェンがやって来てアントンとの結婚を赦してくれるように頼みます。

フリードリヒは「妻も子どももいるので愛する人と結婚したい気持ちはよくわかりますよ。」と赦します。

委託金を渡されるフリードリヒ。

一方役所では
フランツはもらっていない委託金を貰おうとして逮捕され、リースヒェンが結婚するというので怒っています。

そこへフリードリヒが身に覚えのないお金を渡されたと名乗り出て、ようやく双子の再会となり喜びあい、リースヒェンとアントンの結婚は赦され、ハッピーエンドとなります。

初演の後、上演の機会はなく、動画もありません。このサヴァリッシュ版があるばかりです。
シューベルトは死ぬ前まで、他に上演の機会の無いオペラを書き続けていました。