音楽の喜び フルートとともに

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シューベルトの家族

2021-11-22 23:16:57 | ロマン派
今日は、明日11月3日(祝)
西宮ギター練習会発表会コンサート
11:00~夙川公民館ホール

に向けてシューベルトのカルテット最後の合わせ練習でした。

フルート、ヴィオラ、ギター、チェロという珍しい編成の曲をさらにヴィオラをアルトサックスで演奏します。
メンバーはフルート久米、サックス増川さん、ギター渡邊さん、チェロ渡瀬さん。

後、昨日フルート、サックス、ギターのトリオにチェロを加えてチャイコフスキーの「舟歌」とレハールの「メリーウィドウのワルツ」を演奏することになりました。

チェロの渡瀬さんは初めてなので、編曲者でこちらのギター奏者の古橋さんが途中で参加。
こちら組の練習もしました。

マティエガのフルート、ギター、ヴィオラの曲に チェロと三楽章をシューベルト(1797-1828年)が加えて編曲しました。

チェロのパートがとにかく難しい。
チェロのカデンツァがあちこちにあるし、三楽章、五楽章のチェロの使い方にいたってはかなり難しいです。

シューベルトはヴィオラを弾き、兄がヴァイオリン、ギターはゲストで、父親がチェロを演奏して教会で行っていたファミリーコンサートのために編曲したのですが、17歳のシューベルトの父親に対する挑戦?
フランツ テオドールシューベルト(1794-1859年)

ハイティーンの息子の書いた挑戦状を父親はどう思ったのでしょう?

シューベルトは後に父親のチェロの腕前に不満があったと書いていますが、このような曲をすらすら弾いたとすれば、かなりの腕前だったと思います。

そんな家族関係まで推察されるようなカルテットです。

兄のフェルディナンド シューベルト(1794-1859年)は、

二番目の兄でヴァイオリンを担当していました。
教師でシューベルトの死後に楽譜を管理していました。

イグナーツ シューベルト(1785-1844年)
長兄で第二ヴァイオリンを担当。父親の小学校の経営を引き継ぎました。