ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「春を背負って」、1年がかりで撮った立山連峰が美しい、そこで生活する人も

2015-01-18 17:56:39 | 日本映画
おススメ度 ☆☆☆

山岳・家族愛ドラマ好き ☆☆☆☆

「剣岳 点の記」を撮ったカメラマンの木村大作の作品。当然撮影も担当。

山崎まさよしの主題歌をはじめ音楽も気持ちよい。

物語のどこも、善人だらけで、悪い気はしない。それぞれに悩みを抱え、それを解決していく成長物語だ。人と人のつながり、そんなことを考えさせてくれる映画。

立山連峰の3000mを超える大汝山に建つ山小屋が舞台。父が救難中の事故で亡くなった後、東京でバリバリ働いていた亮、後を引き継ぐことを決める。

山小屋で働いていた若い愛、それに手伝いをしていた山男の悟郎。3人で山小屋を切り盛りすることに。

亮は、最初慣れずに愛や悟郎に頼ってばかりだが、徐々に成長、終わるころにはすっかり山小屋の主に。

遭難しかかる人が出て、その救助が大きな山場で、それ以外は、人々のつながりの描写で淡々と物語は進む。

ただ、それぞれがいい人ばかりなので、その行動に癒される。

特に、病身の悟郎を背負って山を下りるシーンは感動ものだ。

日程の関係でDVD鑑賞になってしまったが、劇場鑑賞すればより自然が楽しめたことだろう。

松山ケンイチ、蒼井優、豊川悦司、小林薫、檀ふみらベテラン俳優が山の撮影に挑んでいる。
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