おススメ度 ☆☆☆
40代以上のおじさんたち、高校野球好き ☆☆☆☆
マスターズ甲子園というのがあるのも知らなかったが、これは実在する。
重松清がこれを題材にした小説、これが原作。
28年というのが非常に微妙で、いま45,46才というところか。
そこへ、東日本大震災もからめて、物語は進む。
主人公は、甲子園へ行けなかった球児の一人、松川典夫の娘美枝。松川は「一球入魂」の文字を書いた年賀状を球友に出さずにいた。そして震災で亡くなってしまった。
美枝は、その意味が解らず、マスターズ甲子園の事務員をしているので、球友たちに出場の勧誘をしていた。
最初に訪れたのが、坂町。彼は、離婚した妻を亡くし、娘とも疎遠だった。
かたくなに、辞退する坂町だったが、球友を訪ね歩くうちに、徐々に出場の機運が。
しかし、28年前の不祥事が尾を引いて。
ちょっと丁寧過ぎる前半に、やや退屈を覚えるが、
マスターズに出ると決めてからの元球児たちの張りきりようは、みものだ。
結局、28年前の出来事も、元マネージャーの出現で明らかになり、
皆のしこりも解け、マスターズ甲子園への出場を果たす。
負けてもいいから、やってみろの精神など、野球ならではの教訓も多々披露され、オジサンたちの涙を誘う。
スポ根ものではないが、家族愛のテーマも効いて、真面目な盛り上がりを見せる。
ラストの、甲子園でのキャッチボールは、推奨ものだ。
美枝の波留、坂町の中井貴一など芸達者がそろっている。
40代以上のおじさんたち、高校野球好き ☆☆☆☆
マスターズ甲子園というのがあるのも知らなかったが、これは実在する。
重松清がこれを題材にした小説、これが原作。
28年というのが非常に微妙で、いま45,46才というところか。
そこへ、東日本大震災もからめて、物語は進む。
主人公は、甲子園へ行けなかった球児の一人、松川典夫の娘美枝。松川は「一球入魂」の文字を書いた年賀状を球友に出さずにいた。そして震災で亡くなってしまった。
美枝は、その意味が解らず、マスターズ甲子園の事務員をしているので、球友たちに出場の勧誘をしていた。
最初に訪れたのが、坂町。彼は、離婚した妻を亡くし、娘とも疎遠だった。
かたくなに、辞退する坂町だったが、球友を訪ね歩くうちに、徐々に出場の機運が。
しかし、28年前の不祥事が尾を引いて。
ちょっと丁寧過ぎる前半に、やや退屈を覚えるが、
マスターズに出ると決めてからの元球児たちの張りきりようは、みものだ。
結局、28年前の出来事も、元マネージャーの出現で明らかになり、
皆のしこりも解け、マスターズ甲子園への出場を果たす。
負けてもいいから、やってみろの精神など、野球ならではの教訓も多々披露され、オジサンたちの涙を誘う。
スポ根ものではないが、家族愛のテーマも効いて、真面目な盛り上がりを見せる。
ラストの、甲子園でのキャッチボールは、推奨ものだ。
美枝の波留、坂町の中井貴一など芸達者がそろっている。