ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「マッドマックス 怒りのデス・ロード」、シャーリーズセロン圧巻のアクション

2015-06-24 17:49:42 | アメリカ映画
おススメ度 ☆☆☆☆

カーアクション好き ☆☆☆☆☆

見た記憶はあるが定かでないマッドマックスシリーズ。

今回30年ぶりの新作、それも同じ監督、もう70歳の御大だ。もともとオーストラリアの映画だったが、今回はアメリカ。まあ製作費の関係か?

それにしても30年の間に、制作の話がありながら種々の事情で延期に。

一つは、主演、さすがメルギブソンというわけにもいかず、トム・ハーディが継いでいる。

次は撮影現場、オーストラリアでは、砂漠が緑化して使えなくなり、アフリカに現場を移した。

で、今回の作品は、マッドの名前ではあるが、むしろ主役はフュリオサ(シャーリーズセロン)。頭は丸坊主、上から炭をかぶったような陰惨な顔立ち、そして、片腕は義手だ。

その彼女が、住民搾取のイモータン・ジョーから逃げだし、おまけにイモータンの5人の妻を引き連れ、給水タンク付きの豪華バトルカーで、緑の地を目指すのだ。

一方、マックスはとらわれの身となり、ニュークスの輸血袋として、戦線に参加しする。

だが、途中から、マックスとニュークスは、フュリオサを助けることになり、3人でイーモータンの追っ手をかわす算段に。

全編カーチェイス。それも軍用改造車のオンパレードで、タンクローリー車は、列車なみの仕様だ。

この映画のすごさは、その作りにある。端々に見られる細部までのこだわりとクオリティの高い芸術性。

それに砂漠の背景は美しく、往年の西部劇を思い出させる。

アクションでありながら、出血が抑えめなので安心して見ていられる。

数々のシーンは、後々まで名シーンとして残るクオリティの高さ。

満足の一作。


この異様な車たち




コメント (2)
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