ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「オオカミは嘘をつく」、イスラエルの少女惨殺事件

2015-06-07 17:25:42 | 映画
おすすめ度 ☆☆☆

拷問映画好き ☆☆☆☆

クエンティン・タランティーノ監督が「今年のベスト映画だ」と絶賛したことから話題となり、公開された。

イスラエル映画。R+18.

日本では、珍しいイスラエル映画。アラブとの確執がこの映画でも反映されている。

この映画は、一言で言って、復讐映画だ。

首なしで惨殺された少女の遺体が発見される。

犯人と思しき宗教学の教師が、警察により拷問を受け、その画像がネットにアップされ、担当警部は降ろされる。

だが、警部は容疑者が間違いないと断定、捕まえて自白させようとする。

一方、被害者の父は、復讐すべくアラブ人の住む地域に地下室のある一軒家を借りる。

そして、容疑者が、警察によりロシアンルーレットで脅されているところへ出向き、拘束。

自宅で、娘がされたと同じ拷問を容疑者にする。容疑者は一貫して否認。

その拷問が、実に残酷、さらには、被害者の祖父まで加わって、拷問はエスカレート。

まあ、犯人がわからぬままのえげつない拷問に、見とれてしまう。(えげつないシーンの間に別のシーンが挟まり見るほうの残酷度は薄まる)

そしてラストのあっけないどんでん返し。

ところどころに謎めいたシーンが挿入されるので、話題に事欠かない。

珍しい作品だ。
コメント
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