ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「サンドラの週末」、労働問題に直面するサンドラ、その週末は

2015-06-03 18:08:22 | ヨーロッパ映画
おすすめ度 ☆☆☆

ベルギー・フランス・イタリア合作

主演のマリオン・コティヤール。世界中がその演技を高く評価し数多くの主演女優賞を受賞、アカデミー賞®主演女優賞にノミネートされた。

うつ病で休職、やっと回復の見込みが立って、復職のはずが、解雇。もしくは、従業員の半数がボーナスを辞退すればの条件が。

そこで、期限のある週末2日間で従業員の説得に。

だが、ボーナス辞退は生活者にとっては、とってもつらいこと。

当然、断られもする、が理解者も現れてという筋書き。

場所は、ベルギーのフランス語圏。

ヨーロッパの労働状態はわからないが、昨今の日本でも、解雇の問題は、常に付きまとう。

ましてや、鬱ときては、なかなか理解が得られないのが実態。

この映画は、労働問題の一方で、週末の行動で、うつを克服していく女性の姿を描いている。

このように社会的に問題をはらんだ今作だが、何しろ、マイナス要因が多く、見ていてつらい映画だ。

夫の献身で、前向きになるのだが。

一般うけの映画ではない。
コメント (1)
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