ひろの映画見たまま

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「愛を積む人」、北海道美瑛を舞台に愛を描く

2015-06-27 19:25:14 | 日本映画
おススメ度 ☆☆☆☆

原作は、2004年に出版されロングセラーとなったエドワード・ムーニー・Jr.の小説「石を積む人」

舞台を北海道美瑛に移し、「釣りバカ日誌」などの朝原雄三が、脚本演出、松竹らしいホームドラマとなった。題名も「愛を積む人」となり、後半は原作とは異なった展開に。

東京の町工場を畳み、北海道に移住した夫婦。妻は夫に石垣を作ることを提案。石垣作りが始まる。妻は心臓が弱く、まもなく亡くなる。

ここから、夫婦愛の地合いが出てくる。

妻は、夫に言い残したことを手紙に託していた。それが時間差で出てくるので、物語の進行にぴったり。

一方で、残された夫は、娘と意見が合わず離れていた。

石垣作りに参加してくれた青年が、悩みを抱えていて、その彼女が妊娠。

家族の愛が中心に話は展開。

しみじみとした、優しさあふれる映画になっている。

夫婦を演じる佐藤浩市、樋口可南子はベテランらしく、落ちついた演技で好感。

青年の彼女の父親を演じる柄本明が、いい味を出している。

こういう話に、北海道はぴったりだ。
コメント
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