おススメ度 ☆☆☆
母もの映画好き、反戦映画好き ☆☆☆☆
戦後70年を記念して、小学校の教科書にもなった、戦争で6人の子を亡くした母の物語の映画化。
誰でも知っている物語だけに、ただ、7人の息子を戦争に取られた哀しみの母物語は、現実離れしたアクション映画に慣れ親しんだ若者には、退屈なのだろうか。
母が子を殺すような、子が親を殺すような、そんな世に育った人たちには、母の哀しみはわからないのだろうか。
母もの故に涙なくしては見られない。
特に、国家という暴力によって、召し取られ亡くなった息子たち。
夫には早く先立たれ、母一人で育てた男の子をなぜ、国は召したのか。それは、年ごろという戦争の論理からだろう。
丁度長男が、中国での戦争がはじまったときに出征。最後の七男は、終戦間際特攻隊だ。
人数が多いので、それぞれの子たちに十分時間が取れないのは残念だが。
赤紙が喜ばれた長男の頃と、赤紙が死神に見えてくる五男の頃と、母親の気持ちは変化する。
鈴木京香は、渾身の力演だ。
話自体が単調で、盛り上がりに欠ける中、この映画の芯である母を演じて、涙を誘う。
でも、おかあさんの木を守り抜くと語る奈良岡朋子がお株を奪った感じ。
母もの映画好き、反戦映画好き ☆☆☆☆
戦後70年を記念して、小学校の教科書にもなった、戦争で6人の子を亡くした母の物語の映画化。
誰でも知っている物語だけに、ただ、7人の息子を戦争に取られた哀しみの母物語は、現実離れしたアクション映画に慣れ親しんだ若者には、退屈なのだろうか。
母が子を殺すような、子が親を殺すような、そんな世に育った人たちには、母の哀しみはわからないのだろうか。
母もの故に涙なくしては見られない。
特に、国家という暴力によって、召し取られ亡くなった息子たち。
夫には早く先立たれ、母一人で育てた男の子をなぜ、国は召したのか。それは、年ごろという戦争の論理からだろう。
丁度長男が、中国での戦争がはじまったときに出征。最後の七男は、終戦間際特攻隊だ。
人数が多いので、それぞれの子たちに十分時間が取れないのは残念だが。
赤紙が喜ばれた長男の頃と、赤紙が死神に見えてくる五男の頃と、母親の気持ちは変化する。
鈴木京香は、渾身の力演だ。
話自体が単調で、盛り上がりに欠ける中、この映画の芯である母を演じて、涙を誘う。
でも、おかあさんの木を守り抜くと語る奈良岡朋子がお株を奪った感じ。