おススメ度 ☆☆☆
辰巳ヨシヒロ好き ☆☆☆☆
この映画は、辰巳ヨシヒロの人生を彼の半自伝的作品「劇画漂流」を基に映画化したものである。
辰巳自身も出演している。
辰巳は、この映画の日本公開後、今年4月悪性リンパ腫で79歳で亡くなった。
ただ、この映画は、シンガポールのエリック・クーの作品である。(すなわちシンガポール映画)
中に、辰巳のの作品・短編映画5本が収録されており、その秀逸さが、今にして感動を呼ぶ。短編映画は随所に挟まれ、その人生とリンクしている。
彼は、中学時代から兄の見習いで書いていたというから、まさに天才。
そして当時は、終戦後すぐの時代。
5本の映画にも、原爆や米軍兵士との交流が描かれており、古い作品だが、その筆致は素晴らしい。
私自身は、名前は知っていたが、あまりよく知らなかった、この映画ではじめて詳しいことを知った。
手塚治虫、さいとうたかおらが有名になったのとは違って、自らのスタンスを貫き通したといえよう。おかげで、海外での評判がよく、今回のシンガポールでの映画化となった。
おおむね、白黒だが、部分色使いが、表現を際立たせている。
別所哲也が、ナレーションを担当、6人の声を使い分けている。
あまり大々的に宣伝されなかったので、知らない人も多いと思うが、こんな素晴らしい劇画を書いていた日本人を知ってほしい。(5本の短編は、劇画というよりシュールな映画だ)。
辰巳ヨシヒロ好き ☆☆☆☆
この映画は、辰巳ヨシヒロの人生を彼の半自伝的作品「劇画漂流」を基に映画化したものである。
辰巳自身も出演している。
辰巳は、この映画の日本公開後、今年4月悪性リンパ腫で79歳で亡くなった。
ただ、この映画は、シンガポールのエリック・クーの作品である。(すなわちシンガポール映画)
中に、辰巳のの作品・短編映画5本が収録されており、その秀逸さが、今にして感動を呼ぶ。短編映画は随所に挟まれ、その人生とリンクしている。
彼は、中学時代から兄の見習いで書いていたというから、まさに天才。
そして当時は、終戦後すぐの時代。
5本の映画にも、原爆や米軍兵士との交流が描かれており、古い作品だが、その筆致は素晴らしい。
私自身は、名前は知っていたが、あまりよく知らなかった、この映画ではじめて詳しいことを知った。
手塚治虫、さいとうたかおらが有名になったのとは違って、自らのスタンスを貫き通したといえよう。おかげで、海外での評判がよく、今回のシンガポールでの映画化となった。
おおむね、白黒だが、部分色使いが、表現を際立たせている。
別所哲也が、ナレーションを担当、6人の声を使い分けている。
あまり大々的に宣伝されなかったので、知らない人も多いと思うが、こんな素晴らしい劇画を書いていた日本人を知ってほしい。(5本の短編は、劇画というよりシュールな映画だ)。