おススメ度 ☆☆☆
餡好き、ハンセン(らい)病に関心のある方 ☆☆☆☆
河直美の映画なのになぜかイオンでロードショー上映。それはイオンがこの映画に参画していたから。
今回は、フランスとドイツの協力も得ている。
河といえど、映画はペイしなければ。
故に、作り方もかなりオーソドックス。勿論、編集も担当しているから独特の構成は見事なもの(初めての人は戸惑う)。
後半には、ハンセン病がテーマになって、さすが社会派。でも強く訴えることはしない、ありのままを描くことであぶりだす。
前半は、どら焼き屋に働き口を見つけた老婆。
その手口が、どら焼きの餡。
それまで業務用の餡を使っていたが、老婆の指導で、手作り餡を採用一躍売れ出した。
老婆の作り方は、小豆の気持ちになって、ゆっくりと仕上げる、その慈しみ、それが後半の人生物語にオーバーラップ。
うまい役者をそろえて、その力を引き出すだけ。でもそれが技術。
樹木希林、永瀬正敏、希林の孫の内田伽羅、出は少ないが、さすが市原悦子。
自然の移ろいの描写はさすが。
カンヌで賞を取れなかったのは残念だが。
餡好き、ハンセン(らい)病に関心のある方 ☆☆☆☆
河直美の映画なのになぜかイオンでロードショー上映。それはイオンがこの映画に参画していたから。
今回は、フランスとドイツの協力も得ている。
河といえど、映画はペイしなければ。
故に、作り方もかなりオーソドックス。勿論、編集も担当しているから独特の構成は見事なもの(初めての人は戸惑う)。
後半には、ハンセン病がテーマになって、さすが社会派。でも強く訴えることはしない、ありのままを描くことであぶりだす。
前半は、どら焼き屋に働き口を見つけた老婆。
その手口が、どら焼きの餡。
それまで業務用の餡を使っていたが、老婆の指導で、手作り餡を採用一躍売れ出した。
老婆の作り方は、小豆の気持ちになって、ゆっくりと仕上げる、その慈しみ、それが後半の人生物語にオーバーラップ。
うまい役者をそろえて、その力を引き出すだけ。でもそれが技術。
樹木希林、永瀬正敏、希林の孫の内田伽羅、出は少ないが、さすが市原悦子。
自然の移ろいの描写はさすが。
カンヌで賞を取れなかったのは残念だが。